ルナ・ドーパント

「イケメンで強いのね、嫌いじゃないわ!」

【名前】 ルナ・ドーパント
【読み方】 るな・どーぱんと
【声/俳優】 須藤元気
【登場作品】 劇場版 仮面ライダーW AtoZ/運命のガイアメモリ
【所属】 NEVER
【分類】 T2ドーパント
【変身者】 泉京水
【メモリ】 T2ルナメモリ
【綴り】 LUNA
【頭文字デザイン】 月とL型の月光(L)
【生体コネクタ位置】 T2ガイアメモリはコネクタ手術不要(額)
【特色/力】 幻想の記憶の力による、腕部を伸縮させるなどのイリュージョン戦法を得意とする
【モチーフ】

【詳細】

「ルナ(幻想)」のT2ガイアメモリで「NEVER」の副隊長である泉京水が変身した幹部ドーパント。
メモリは額から挿入されるが、普段はコネクタは無く変身時にのみ出現する。

特徴的な長い両腕を自在に伸ばす能力と、T2マスカレイド・ドーパントを創りだす変幻自在な能力を持つ。
このムチのような長い両腕はたとえ切られてもすぐに再生が可能。

ヒート・ドーパントを追跡するダブルの影で初変身し、T2マスカレイド・ドーパントを作ってダブルの妨害を担当。
どこかの工場でヒート・ドーパントと合流し、初変身を遂げたメタル・ドーパントと3対1でダブルを追い詰めたがサイクロン・ドーパントの手によってダブルを逃がしてしまう。

その後、T2メモリ最後の1本であるT2ジョーカーメモリを探すため、芦原と共に風都タワーの前でメモリを持ち込む風都市民を対応。
しかし持ち込むメモリがミュージアムのものばかりであることについに激怒するが、突撃してきた仮面ライダージョーカーとアクセルを前に変身する。

だがジョーカーは風都タワー内部に侵入しエターナルに破れメモリを奪われたためエクスビッカーが起動。
その際ゾーンメモリの効力でメモリがエクスビッカーに向かっていったため変身を解除する。

そしてフィリップのプログラム書き換えでエターナルメモリのマキシマムドライブの効力が消えると同時にメモリが戻ってきたため再度変身し、
その場をトリガー・ドーパントに任せエターナルと戦おうとしたダブルを捉えて交戦。
しかし、火野映司の変身する仮面ライダーオーズが参戦し、腕でオーズを拘束するもののタカキリバに腕を切断され逃げられた後、メダジャリバーの必殺技であるオーズバッシュに空間ごと叩き切られ敗北。
マキシマムドライブに匹敵する致命傷を負ったため変身が解除すると同時に粒子化し消え去った。

なお、当初の予定では関西弁のオラオラ系といった威圧的なキャラであったが、それでは堂本のキャラと被ってしまう為、演者の須藤氏のアドリブもあって上記の台詞に見られるようなオネエキャラになったという経緯がある。
その衝撃を与えるキャラは視聴者の人気を呼び、メモリ挿入の際もその場で妙にクネクネした見事なダンスを披露するなど、見るものに強烈な印象を与えた。
また、上述の台詞はオーズに変身した映司に対して発したものである(その際「嫌いじゃないわ」の部分を連呼するなどこのドーパントを代表する印象的な台詞でもある)。

大道克己に惚れ込んでおり、断末魔の叫びも大道に向けたものだった。

Vシネマ『仮面ライダーエターナル』に登場する。
生前は昔気質なヤクザ(この時点ではオネエキャラではない)で、仲間の裏切りによって刺殺される。
その時は普通に男らしい性格だったのだが、死の間際克己に惚れ込みオネエに目覚めた。
重厚かつシリアスなストーリー展開のこのVシネマでは、劇場版に負けないほどの奇抜な言動と濃いキャラクター性からこの作品のコメディリリーフ的存在となっている(台詞のほとんどが須藤氏のアドリブである)。

超能力兵士であるシオンとの戦闘では生身ながら持ち前の驚異的な体の柔軟性を駆使して、彼女の念動力を全て回避しながら接近し、関節技で撃破するという活躍を見せている(その際に使用した技を本人は「フライング2丁目固め」と呼称していた)。

最終更新:2024年01月17日 02:32