サイクロン・ドーパント

「…」

【名前】 サイクロン・ドーパント
【読み方】 さいくろん・どーぱんと
【声/俳優】 杉本彩
【登場作品】 劇場版 仮面ライダーW AtoZ/運命のガイアメモリ
【所属】 NEVER
【分類】 T2ドーパント
【変身者】 マリア・S・クランベリー(大道マリア)
【メモリ】 T2サイクロンメモリ
【綴り】 CYCLONE
【頭文字デザイン】 上から見た竜巻(C)
【生体コネクタ位置】 T2ガイアメモリはコネクタ手術不要(首筋)
【特色/力】 気圧を操り、すさまじい疾風を巻き起こす
【モチーフ】 竜巻、仮面ライダー
【名前の由来】 低気圧(英:Cyclone)

【詳細】

「サイクロン(疾風)」のT2ガイアメモリで国際特務調査機関の捜査員、マリア・S・クランベリー(大道マリア)が変身したNEVERの幹部ドーパント

気圧を自在に操る能力を持ち、それによって凄まじい疾風を巻き起こす力を持つ。

T2アイスエイジ・ドーパントT2バイオレンス・ドーパントの攻撃を受けそうになった親子を守るために突然その姿を現す。
親子を救って去っていき、次はメタル・ドーパント達の攻撃にさらされるダブルを守るかのように登場。

息子である仮面ライダーエターナルがダブルを倒し、攻撃の手を亜樹子に向けたためドーパントに変身して妨害するも、その後に呼び寄せたフィリップを拉致した。

息子の克己を溺愛するあまり、彼が亡くなった後科学技術で蘇らせ、協力者が裏切って財団Xに技術を横流したため担当者を殺害して逃走。
その後も細胞増殖で克己を成長させつつ、その望みをずっと叶え続けてきた。

風都の住民をNEVER同様の存在にするという息子の要望のため、エクストリームの理論を盗んでエクスビッカーを開発し、制御装置となるフィリップの前に偽名を名乗って現れる。
シュラウドと別れたばかりのフィリップに、「母親」だと誤認させるよう演技をしつつ近づいて彼の信頼を勝ちとるが、死亡する前の克己に瓜二つのフィリップと交流するうち、かつての優しかった息子のことを思い出し、エクスビッカーを起動させた克己を止めるため隠し持っていた細胞分解酵素を打ち込んだ。

だが、激昂した克己に拳銃で撃ちぬかれ致命傷を負い、フィリップに懺悔の言葉を残しつつ死亡した。

【余談】

ドーパントのデザインは「渦巻いている」というイメージであるため上半身が右半分、下半身は左半分が竜巻を表し、それぞれのもう半分はライダーに見えるデザインとなっている。

なお、劇中では仮面ライダー達と交戦していない唯一の怪人。

彼女が変身に使用したT2サイクロンメモリは実はT2ジョーカーメモリと同じ様に鳴海探偵事務所のすぐ側に落下していて(つまりフィリップと引き合っていた)、それをフィリップが発見するよりも先に偶然彼女が見つけ回収していたという裏設定がある。

最終更新:2024年01月17日 02:37