フィロキセラワーム

「行こう…マユ…」

【名前】 フィロキセラワーム
【読み方】 ふぃろきせらわーむ
【声/俳優】 塩野勝美/上地雄輔(G)
望月健一/川岡大次郎(ディケイド)
【登場作品】 仮面ライダーG
仮面ライダーディケイド
【登場話】 第16話「警告:カブト暴走中」
第17話「おばあちゃん味の道」
第31話「世界の破壊者」
【分類】 シェード怪人(G)
ワーム成虫態(ディケイド)
【出身世界】 カブトの世界
【登場世界】 カブトの世界
ライダー大戦の世界
【モチーフ】 葡萄根アブラムシ、スカール

【詳細】

地球上に棲む葡萄根アブラムシの特質を持つ成虫態ワーム
胸の部分が髑髏に見えるデザインをしている。
背中の羽による飛行能力と触手を伸ばして攻撃する能力を持つ。

初出は「SmaSTATION!!Presents SMAP☆がんばりますっ!!」で作られた「仮面ライダーG」。
ボス怪人として登場した後、仮面ライダーディケイドにて逆輸入されカブトの世界に登場した。

【仮面ライダーG】

シェードによるテロのリーダー格、織田大道の変身体。触手を伸ばす能力でGを苦しめた。
しかし、ディケイドを含む10人の平成ライダーに激励され奮起したGのスワリング・ライダーキックを受け爆散した。

【仮面ライダーディケイド】

「カブトの世界」の支配を目論むワームのリーダー格。

ソウジに擬態し彼を抹殺しようとしたが、彼が変身したカブトの反撃で片目に傷を負う(その事でマユはカブトが兄を殺したと思い込んでいた)。

その後、ZECTに所属する「弟切ソウ」を名乗り仮面ライダーザビーの資格者として働く。
カブトを倒す事に執念を燃やし、ライダーシステムのクロックアップ機能を無効化する「クロックダウンシステム」を開発。
ワームの世界を創り上げようと目論んだ。

クロックダウンシステムでカブトをこちらの時間へと戻し苦戦させるが、そこにディケイドが乱入しディケイドやカブトと交戦し逃走。
ディケイドの力でゼクターカブトとなったカブトに追跡され、最期はカブトとディケイドのダブルキック(ディケイドメテオ)でクロックダウンシステムの中継塔ごと爆散した。

最終話でスーパーアポロガイストのライフエナジーで復活したワーム達を吸収し悪の勇者として再生復活する。

【余談】

雑誌インタビューでは『サイボーグ009』のスカールがモチーフとされた。
同インタビューでは『G』のエピソードは『サイボーグ009』の「誕生編」、『ディケイド』のエピソードは「凍った時間(結晶時間)」をモチーフにした事が明かされているが、「凍った時間(結晶時間)」のエピソードにはモチーフとなったスカールは登場しない。

上述の通り、仮面ライダーGに初登場したが、モチーフであるブドウネアブラムシは、ぶどうの樹液を吸い生育不良に陥らせる元凶であり、ワインを象徴とするライダーGの敵に対して相応しい。
ディケイドにも登場したが、ライダーGの映像中にもディケイドがそれまでの平成ライダーを引き連れ登場を果たしている。

最終更新:2022年10月27日 02:35