スコーピオンロード レイウルス・アクティア

翔一「これが俺の身体の中に?何ですか、これ?」

【名前】 スコーピオンロード レイウルス・アクティア
【読み方】 すこーぴおんろーど れいうるす・あくてぃあ
【声】 宗矢樹頼(アギト)
【登場作品】 仮面ライダーアギト
劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー
【登場話(アギト)】 第13話「父の手掛り」
第14話「最強キック」
【分類】 アンノウン
【特色/力】 頭部の毒針で金属片を注入し24時間後凍死させる、冥府の斧と冥王の盾
【生物モチーフ】 サソリ
【その他のモチーフ】 ドクトルG
【名前の意味】 奸知のサソリ

【詳細】

サソリに似た超越生命体。

頭部に付いているサソリの毒針を人間の首筋に突き刺し、その体内に金属片を注入する能力を有する。
心臓付近に留まった金属片は人体の熱エネルギーを吸収し、徐々に相手の体温を奪い、やがて24時間後には凍死に至らしめる。

頭上の空間から取り出す「冥府の斧」と呼ばれる斧は鋼鉄を斬り裂く事ができ、ブーメランのように使用する事も可能となる。
他にも「冥王の盾」は相手の如何なる攻撃も防御する強度を誇り、アギトのライダーキックやセイバースラッシュを完璧に防いだ。

殺害方法が1日の猶予があるためその存在はなかなか露見せず、一組の血縁を絶やした後、次なる標的を真魚に定めるが、偶然近くにいた翔一が存在を察知したためアギトに変身した彼に阻止される。
アギトフレイムフォームのセイバースラッシュを盾で防御し、そのすきをついて彼の首筋に金属片を埋め込むことに成功したものの、現場へ駆け付けたG3のGX-01「スコーピオン」の射撃に怯んでその場から撤退する。

その後、真魚を再び狙うもアギトと再戦し、ライダーキックを盾で防ぐが、オーヴァーロードの力でマシントルネイダーはスライダーモードの変形機能が発動。
アギトがそのスピードを用いて繰り出した「ライダーブレイク」を盾で防ぎ切れず、最期は地面にめり込んで爆散した。

人間に埋め込む金属片は常に同個体からエネルギーを送られ続けていたものであり、スコーピオンロードが倒された後その効果も消失した。

【劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー】

大ショッカーの怪人として登場。

【余談】

頭部と胴体にサソリが張り付いた姿を持つ(『電磁戦隊メガレンジャー』のサソリネジレも同じような作りとなっている)。

放送に先駆けて発売された児童向け絵本では「ライダーブレイク」ではなく、「ドラゴンブレス」で倒されている。

再戦時翔一のコンディションが悪かったため勝つことも十分にできたものの、沢木哲也の「貴重なサンプルのアギトを殺すのはまだ早い」という進言を受けた闇の力の一存によってアギトは新たな力を手に入れそれが敗因となった。
この経緯は見方を変えれば、「主によって敗北を促された不遇な怪人」とも言える。

名前の由来となっている「アクティア(奸知)」は「悪知恵」を意味している。

放送当時に発売された格闘ゲームでは使用可能キャラの1体として登場。
攻撃技の他、防御用の「ストロングシールド」という技も身に付けている。

『アギト』で声を演じる宗矢氏は平成仮面ライダーシリーズでの出演は今作が初となり、第21&22話のアンノウンSPのアンノウンの声も演じている。

最終更新:2023年07月27日 00:45