ジーン・ドーパント

「もういらない、仲間がいるし。」

【名前】 ジーン・ドーパント
【読み方】 じーん・どーぱんと
【声/俳優】 川野直輝
【スーツアクター】 内川二朗
【登場作品】 仮面ライダーW
【登場話】 第39話「Gの可能性/バッドシネマパラダイス」
第40話「Gの可能性/あなたが許せない」
【分類】 ドーパント
【変身者】 河相透
【メモリ】 ジーンメモリ
【綴り】 GENE
【頭文字デザイン】 DNAの二重螺旋(G)
【生体コネクタ位置】 左手の甲
【特色/力】 ふたつの遺伝子に対する操作や組み換えを行うことで別の物体を生み出す居
【モチーフ】 エンドウマメ、二重螺旋

【詳細】

市販されている「ジーン(遺伝子)」のガイアメモリで映画館T・ジェイ風都のスタッフ、川相透が変身したドーパント

遺伝子操作に特化した能力を持ち、右腕のコイル状のDNAミキサーで対象物の遺伝子を組み換え、かけあわせることで全く別の物を作り出す能力を備える。
しかし戦闘能力はほぼ皆無で、観葉植物をマキビシに変化させたり、ダブルのヒートジョーカーの手を牛のぬいぐるみに変えたりとダブルに対して抵抗を試みるも全く役に立たず、歯が立っていなかった。

変身する川相透は非常に内気な青年で、他人とのコミュニケーション能力が著しく低い。
そのため普段はスケッチブックに文字を書いて意志を伝えているせいか、映画監督を目指しながら役者に強く出ることが出来ずジーンの力で自分の姿を役者に変え、自分が理想とする演技を行いそれを映画としていた。

琉兵衛が若菜に接触するように促したドーパントであり、その目的はクレイドール・ドーパントを進化させることにあった(川相がこのメモリを使用して遺伝子操作をするときに天才的な素質があったため)。
40話で若菜にさらわれ、ガイアプログレッサーとの融合を行ない、クレイドールエクストリームへと進化させたが、そのただならぬ様子により亜樹子から翔太郎らを呼ぶように言われ、スケッチブックが失われた状態ながらも自らの意志を伝えることに成功。

フィリップにして「彼を変えるのは不可能だ」と言わしめる内向的な性格だったが、自身の意志でメモリの廃棄をライダーに頼み、その後は「仲間たち」と共に映画を撮って行っている模様。
なお、ジーンメモリはダブルCJXによって握りつぶされ破壊された。

【余談】

「遺伝子」のメモリで変身したドーパントのためか、右腕のDNAミキサーや全身各部にDNAの二重らせんを思わせる意匠を持つ。
丸っこい頭部はえんどう豆がモチーフ。

河相透役として出演した川野直輝氏は[獣拳戦隊ゲキレンジャー]]にてラスボスとなったロンの声及び人間態を演じて以来の出演。
仮面ライダーウィザードでも怪人に変身しないが、登場人物としてレギュラー出演しており三者三様キャラが見事に違うため、氏の演技力の高さを伺い知れる。

最終更新:2024年03月07日 23:19