暗黒魔剣サイマ獣 ソルゴイル

「我が主ドロップ様の御命令以外、我が耳に届きませぬ」

【名前】 暗黒魔剣サイマ獣 ソルゴイル
【読み方】 あんこくまけんさいまじゅう そるごいる
【声】 沢木郁也
【登場作品】 救急戦隊ゴーゴーファイブ
【登場話】 第4話「花びらに異常気象」
【所属】 災魔一族
【分類】 サイマ獣
【カード所有者】 童鬼ドロップ
【属性】
【モチーフ】 昆虫、カニ

【詳細】

火のサイマ獣。

獣男爵コボルダに声を掛けられても無視し、その事に怒る彼に手傷を負わせ、創造主であるドロップ以外の言葉を聞こうとしない。
正面から衝突するよりも地獄と化した地上に人間を叩き込み、ゴーゴーファイブに自分達の無力さを思い知らせようと目論む。

地磁気と方位が自身の魔力を最大限に発揮する場所(国立臨海病院の屋上)に出現し、「呪われし影の火」の結界を張る。
結界内で異常気象を発生させ、病院内の病人を苦しめている最中にピンク以外のゴーゴーファイブが駆け付け、差し向けた使い魔インプスを4人に一掃され、片手からの火球と右腕を変形させた「炎の剣」で圧倒するが、そこへピンクが参戦し、ファイブレイザーの一斉射撃に怯むと撤退する。

その後、何処かに再出現すると結界からレンズを作り出し、そこから無数に放たれる火球で大規模な破壊活動を行う。
マツリが救急救命士だった頃に世話をしていた高部重吉老人が廃墟内の倒壊に巻き込まれ、彼の救出に向かったマツリ以外の4人を炎の剣で圧倒し、レッドに止めを刺そうとするが、高部を救出したピンクに阻止される(ピンクは災魔一族の人間の心を踏み躙るやり方に怒りを燃やしていた)。

ゴーゴーファイブの集結後、全身を炎に変える能力によってレッドの攻撃を無効化する。
戦いの場所を廃墟内に変更し、廃墟内で5人と激戦を繰り広げ、結界から呼び起こした火球で攻撃し、止めを刺そうと火球を再び呼び起こすが、自身の攻撃を利用しようとする5人に身動きを封じられた為に火球で大ダメージを負ってしまい、カラミティブレイカーを受け倒される。

その直後、再生カードによって巨大な死霊として復活する。
ビクトリーロボを炎の剣で攻撃するも受け止められ、ラダーホイールクラッシュとウインドミルラダーに怯み、最期はビクトリープロミネンスを受け爆散した。

【余談】

上記の台詞通りにドロップを自身の主と定めている為、それ以外の者の言葉は一切受け付けない。

彼の作り出す結界内では気温が30℃にまで高まり、雪を降らせる程に低下し、この異常気象を繰り返す事ができる。

デザインを担当した下條美治氏によれば、「モチーフは昆虫類だが、遠目からはカニのように見える感じにした」らしい(『百化繚乱[下之巻]』より)。

同話で過去にスーパー戦隊シリーズで怪人の声を演じる依田英助氏が高部重吉役としてゲスト出演している(俳優としての出演は『電子戦隊デンジマン』の黒田慎造以来となる)。

声を演じる沢木氏はスーパー戦隊シリーズでの出演は今作が初となる。

最終更新:2020年04月27日 06:15