FAQ(日本語訳)

StealthNet公式wikiFAQ(英語)の翻訳です。あくまで一個人が勝手に翻訳したものであり、非公式なので過信しないように。

StealthNet FAQ

StealthNetとRShareとは何ですか?

StealthNet(ステルスネット)とはRShareネットワークを使うクライアントソフトウェアです。従来はRShareとも呼ばれていました。RShareクライアント開発は止められて、ソースコードを基にStealthNetが作られたのです。

StealthNetとは本当に匿名かつ安全なものですか?どのように動きますか?

RShareネットワークにより匿名性が提供されています。RShareネットワークの詳しい説明はRShareドキュメント(英語)をごらんください。

StealthNetを稼働させるためにはポート開放を行う必要がありますか?

StealthNetはTCPポートを使います。ポートは設定できますが初期状態では6097番を使うようになっています。通信を確実なものとしたい場合はStealthNetのためにポートを開放してください。NAT(ポートフォワーディング)でも接続できますがその場合はルーターの設定を変更する必要があります。

共有できるファイルサイズの最大はいくらですか?

現在のところStealthNetは1ファイルあたり4GBまでがサポートされています。このサイズはRShareプロトコルでは限界の値です。もし4GB以上のファイルをアップロードしたい場合は別途ツールなどを使って分割してください。

ファイルのダウンロードが完了した後ダウンロードがもう一度始まってさっきまでダウンロードしていたファイルが消えてしまいました。一体どうなっちゃったの?

ファイルのダウンロードが完了したらStealthNetはハッシュ値を検査して本来のオリジナルのものと同じであるかを確かめます。データ転送時にファイルに破損があったかどうかを検知するためです。もしオリジナルのファイルとハッシュ値が合致しない場合は壊れたファイルとして扱われゴミ箱へポイされます。そうしてもう一度ダウンロードやり直すのです。
異なるハッシュ値となってしまい得ることはオリジナルのファイルが差し替えられたときでもそうです。(たとえばファイル名が変更されたとき). ハッシュ値の計算が終わるとダウンロードのタスクに追加します。

「キュー」とはなんですか?

いっせいにたくさんのリクエストを入れるとリクエストはキューに入ります。キューとはあなたにダウンロードの出番が回ってくるまで待たなければいけない順番を表示しています。キューで表示される番号が0になるとあなたの出番ということになります。 しかし状況がわからない時があります。その際は目的のダウンロードするファイルが利用できないか、応答が帰ってこないことを意味しています。

Webcaches(ウェブキャッシュ)とはなんですか?どこでダウンロードのための最新のリストを手に入れるのですか?

ウェブキャッシュとは特別なサーバーサービスを用いているサーバーです。他のステルスネットユーザー達がIPとポート番号という形で公開提供しています。
RShareネットワークへ接続するためにはウェブキャッシュサーバーへアクセスできなければなりません。(毎回自動的にいくらかのノード情報を取得するため)
ウェブキャッシュだけがステルスネットユーザーのIPアドレスとポート番号を知っていますがその時点でアクティブ(稼働している)ノードのみです。ウェブキャッシュは匿名ではないP2Pネットワークであるサーバーということが共通しています。
ウェブキャッシュのリストはステルスネットクライアントによって使われ、自動的に中枢のサーバーを通して更新されています。あなたの設定次第です。

私はブロードバンド環境の回線ではなくアナログモデム(一般にはADSL回線)を使っています。ISDNかUMTS(エッヂ)もありますがステルスネットを使うことはできますか?

ステルスネットを使う上で回線環境は遅かれ早かれ問題ありません。ただし残念なことに、回線速度が遅いと他のダウンロードしてくれるユーザーのダウンロード速度が低下してしまいます。それは遅い回線を通してデータを送るからです。

平均接続数はどれくらいにしたほうがベストでしょうか?クライアントの通信速度を上げるためにがんがん値を高く設定するべきですか?

単刀直入に言いますと、ないのですよ。この設定は他のクライアントを使うステルスネットのノードに影響します。最適な設定値は5-8の間である初期値のままで大丈夫です。かえって値を高くしすぎるとエラーが頻発します。

どうしてステルスネットはプログラムを閉じた後すぐに通信を切らないのですか?

ステルスネットはちゃんと終了することができる前にいくらかのファイルを処理します。私達(開発チーム)はちゃんとステルスネットを終了できるようにするためそれまで待つことをおすすめします。パソコンのスペックにもよりますがその処理は大体20秒ちょっとで終わります。

ステルスネットを起動している時に"アプリケーションの初期化に失敗しました。"というようなエラーメッセージが表示されました。どうすればいいのですか?

このメッセージはMicrosoft社の.NET Frameworkがちゃんとインストールされていないときに起こります。確実に.NET Framework バージョン2.0かそれ以降のバージョンのものをインストールしてください。

"スウォーミング"とはなんですか?(※日本語では「スワーミング」とも)

不特定のソースで、区切られたもので、スウォーミングとは不特定のソースのダウンロードのことをいいます。全てのP2Pクライアントでほとんど使われているという標準的な特徴があります。ファイルは小さく区切った不特定のソースから広がっていきます。この結果高速なダウンロードができ、個々のノードへばらばらに散った欠片をかき集める形でダウンロードが完了してひとつのファイルができあがるのです。逆に、アップロードの進行状況を視覚化できないという新しい特徴があります。セッションが確立している間はどれくらいのデータを転送しているのかを見ることができます。

どうして接続数が最大に満たないのですか?

たとえば10から13の接続数が好ましいですが接続は12個の接続だけしか確立しません。最後の1個のスロットは海外を経由してセッションを確立するために最初から予約されています。したがって12個のセッションは国内のクライアント同士の接続に、最後のは国外のクライアントとの通信のために用意されています。

接続形態はどんなものですか?

eMuleと似ていて、ステルスネットにあるコレクションファイルです(".sncollection"と拡張されたもの)。このファイルにはRShareネットワークにあるファイルのダウンロード情報が含まれています。ただeMuleのほうと違うところはSNコレクションファイルであるコレクションが簡素なテキストエディタ(※Windowsならば「メモ帳」など)で編集できるところです。
コレクションファイルの構造
stealthnet://?hash=Hash_1&name=filename_1&size=filesize_in_byte_1>
stealthnet://?hash=Hash_2&name=filename_2&size=filesize_in_byte_2>
.
.
.
作成・編集:
コレクションファイルは"shared folders"(共有可能なフォルダー)のタブの中だけに作られます。編集したい"create collection"(作成済みのコレクション)を単純に選んで右クリックする。そしてディレクトリーとファイル名を選んで行う。
"shared folders"のタブの中はディレクトリーを基に一覧がソートできるのでとっても便利です。こうしてファイルがコレクションに一緒に追加することができます。
コレクションファイルと含まれているファイルのダウンロード:コレクションファイルは通常のダウンロードのように扱われます。SNコレクションファイル(".sncollection")のダウンロードが完了している場合は次の使い方や設定を記したリファレンスに従ってください。→リファレンス(英語)
*もし"parse collections"(記述済みのコレクションファイル)がアクティブな場合, 全てのコレクションはダウンロードキューに入ります。

*もし"subfolder for collections"(サブフォルダのコレクション)がアクティブな場合,これらのファイルはサブフォルダの中にサブフォルダを作ってダウンロードされます。そのサブフォルダの名前はコレクションファイルの名前と同じです。(ファイルの拡張はなし).

トラブルシューティング

ステルスネットは起動しましたが,GUIが見えません。
ステルスネット間違ったウインドウ位置とそれの何らかが-32000のように(※おそらくは極端な値)記憶している可能性があります。ウインドウ位置の値はファイルの中に見つけることができます。
  • Windows XP: C:\Documents and Settings\<username>\Local Settings\Application Data\The_StealthNet_Team\stealthnet.exe_StrongName_zpcuux12jepg1h41tkpblo4gzjyzvcgy\<version>\user.config
  • Windows Vista: C:\Users\<username>\AppData\Local\The_StealthNet_Team\StealthNet.exe_StrongName_zpcuux12jepg1h41tkpblo4gzjyzvcgy\<version>\user.config
<setting name="MainFormLocationX" serializeAs="String">
              <value>57</value>
          </setting>
          <setting name="MainFormLocationY" serializeAs="String">
              <value>138</value>
          </setting>
最終更新:2010年02月19日 22:40
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。