テイルズオブジアビス

対応機種 発売日 開発 主題歌/歌手
PS2 2005年12月15日/2006年10月10日(北米版) テイルズスタジオ(Sチーム) カルマ/BUMP OF CHICKEN
3DS 2011年6月30日
固有ジャンル:生まれた意味を知るRPG
キャッチコピー:何のために生まれて来たのか、何のために生きているのか
メインキャラクタデザイン:藤島康介
PS2版初回予約特典:テイルズ オブ ファンダム外伝(オリジナルドラマ『最強は誰だ!?8大ヒーロー大集合の巻』)
3DS版予約特典:オリジナルスキット収録スペシャルドラマCD
  • テイルズオブシリーズの8作め
    • シリーズ10周年記念作品でもある。
  • 同年発売作である『テイルズオブレジェンディア』の発売直前に製作発表。この影響は様々な波紋を生んだという
    • ナムコとスタジオの間における豊田氏と吉積氏の軋轢だとか、色んな噂が飛び交ったものだった
  • 攻略本のインタビューでは、池袋や渋谷にいるようなチャラチャラした若者がモデルの主人公が仲間に出会い成長していくというコンセプトで作られた。
    • 「リアル」を目指して作られた(「オールドラントは仮想の地球」発言あり)がいろいろと突込みどころもあり、賛否両論である。ハマる人はとことんハマる。
  • 「戦争を知らない若者たちに、戦争の残酷さを教える」というコンセプトもあったが、そもそも製作者たちが戦後生まれで戦争を知らない世代なのは突っ込まれるところの一つ。
    • 戦争の残酷さ,災害の無慈悲さ,感染症の恐ろしさ。2005年に発売された当時のゲーム製作スタッフたちよりも、平成後期~令和を生きる今の我々の方がよりリアルに,より生々しくそれらを理解しているであろう事は、まさに「事実は小説よりも奇なり」といったところだ。
  • この作品は他作に比べて異様にロードが長いことで有名。バグも多い。
    • 加えてバグやフリーズの頻度も多く、さらにはテキストの誤植まで度々報告され、ゲームとしての作りこみの甘さを指摘された。
    • 技名でも「斬影烈刺」「龍礫破」といった誤植が。正しくは「」という字。
    • イベントでアニスと本来その場にいないはずのイオンが入れ替わっていることもあった。
    • FOFの音素は本来の英語ではphonemeと綴る。正しくはFOPになるだろうか。
      • 現実の世界と意味や使い方が全く違うので造語でいいのだろう
    • 他にも浅学(本来は謙遜する言葉)や「燃え尽くせ!」(正しくは「焼き尽くせ!」か「燃え尽きろ!」)・兵士のルークやナタリア、ジェイドに対する「ご苦労様です」(目下の者に対するねぎらいの言葉)などの日本語の誤用が目立つ。
      • これは制作期間が1年しかなかったにもかかわらず、無理やり10周年に間に合わせるためにねじ込んだという説が有力である
        • Sを海外に移植したからAへの労力が割けなかったという説もある。事実ならどう考えても大馬鹿だわ…。
      • 「ご苦労様」にだけ関して言えば現代社会特有の『企業における謎マナー』の一種であり、本来「正しくは」目下のものからの言葉で間違いない。
  • その割には、のちに販売されたベスト版でも上記に関する問題点の修正は一切なかったが、日本版発売の数ヵ月後に発売された北米版には没になった秘奥義が追加され幾つかのバグ修正も行われた。
    • 北米版の追加要素は日本版発売後に少し余った時間を利用して導入したらしい。
    • ゲーム画面は全体的に明るくなっており、新規カットインも色彩が独特なものや秘奥義の演出とマッチしたものが多く見応えも良い。日本版で不利益なバグも大半が修正されている。キノコロードのバグは残っているので時期を間違えなければ日本版同様アッシュでクリアする事も可能だ。何故かロード時間は殆んど変わっていない。どうしようもなかったのか。
      • 余談だが、アッシュのヴァン最終戦用のポーズとかが入っているあたり没データとかは日本版・北米版問わず放置されてるっぽい。
    • 後に3DSに移植された。北米版をベースに作られているので念願の北米版秘奥義もある。よかったね
      • 長髪ルークのレイディアント・ハウル、ガイとナタリアの第2秘奥義、ティアのフォーチュン・アークの追加部分、フィリアのセイクリッドブレイム。
      • ルークのイオン召喚とフィリアのセイクリッドブレイムは日本版にボイスが無かったため新規収録されている。後者は流用の可能性もあるが…
        • また日本版初となる要素もあるとか
          • 立体視できます(キリッ
          • チュートリアルのボイスが操作ボタン変更のため収録し直されている。
      • ロード時間はカードROMなので問題ないそう。
        • その分(?)セーブ時間は結構長い。計ってみたら10秒程度かかる。
      • 新規メインビジュアルは藤島が「また書けるんですね」と喜んで書いた
      • タイトルロゴで隠れているが実はルークとティアは手を繋いでいる(しかも世で言うカップル繋ぎ)
        • 奥村キャラであるミュウも藤島が書いている
          • あまり可愛くない辺りに、妙な味があるミュウになっている。
      • 完成度が高かったアビス本来の持ち味を邪魔しないように、新要素は少なめにしてある
        • 裏を返せばベタ移植ってことじゃ…
          • 追加要素バッチリ追加すれば完全版商法か?と言われるし、そうじゃなけりゃベタ移植wどっちがいいの?
            • 意図的に削除して後から色々追加するのとか叩かれてるんだから最初から全力を尽くせってことでしょ。
            • 間を開けずに発売するから完全版商法ってなる訳だ。今回の場合、追加要素は必要だった。
        • 新要素としては「術技ショートカットにタッチスクリーンを使用」と発表されている。ハーツで採用されたシステムとほぼ同じ。
      • テイルズオブモバイルより配信中の携帯アプリ「ミュウの大冒険」との連動はなくなるらしい
      • 3DS版は、ワイド画面のおかげで(PS2版では見えなかった)ルークの部屋の奥にいるガイまで映る。
        • ただハードウェアの処理能力の違いからか背景などのテクスチャが削除、あるいは簡略化されている・
      • フィールド探索時は下画面にマップが表示されるおかげで迷いにくくなっているようだ
      • 些細な事だが、戦闘中の技のテロップやステータスウィンドウの部分、術技・秘奥義のエフェクトが全体的に少しショボクなっている。携帯機だから仕方がないか。
        • PV内で具体的に言うと襲爪雷斬が微妙に変わっている。その他にもエフェクトは作り直しているらしい。
        • バトルフィールドはマイソロシリーズ・PS2版の中間のような感じ。グレイセスで動かなかったバトル中の顔グラも動いてるみたい。
          • 顔グラとはダウン中は目をつぶる、など。つまりキャラのグラフィックも微妙に作り直している。
        • カットインの仕様もパッと消える仕様からズームアップしつつ消える仕様に変更されているようだ。
      • 諸般の状況を鑑み、発売日を2011年5月19日から2011年6月30日に延期とすることを決定された。
        • 発売前には震災を連想させそうな場所な箇所を削るのではないかと言われていたが、ちゃんと削られずに残っているので安心
      • 余計なお世話かもしれないが、3D画面は目への負担がかなり大きい。お話に夢中になって何時間もやっていると、気分が悪くなる可能性が普通の画面より多いので、適度な休憩を取りながらプレイしよう!
        • 長時間やりたい場合は、2Dにしちゃった方が良いかも。自分自身と相談しながらやろうね。
      • 移植作の中では頑張ってる方、な出来。戦闘中の処理落ちが割と多く3DSの性能でも完全移植とはいかないようだ。
      • ダウンロード版が2014年12月3日より配信中。パッケージ版は2GBカードを使用していることが伝えられていたが実際の使用量は約1.9GBでこれは後発のイノセンスRやハーツRより大容量。
  • 闘技場の歴代キャラは団体戦で登場。通称「リッド軍団」
    • メンバーはリッド・ハーシェル、ミント・アドネード、ナナリー・フレッチ、フィリア・フィリスと前衛、補助、中衛、後衛とバランスがとれている。苦戦は必至。
    • 戦闘BGMは歴代テイルズオブシリーズの戦闘曲のメドレーになっている。
    • 闘技場のオーナーが、別の時空から呼び出した影とファンサービスにしては設定が細かい。
    • 歴代闘技場の中でもかなり難易度が高い。数々の回復や蘇生で心が折れること、砕けること。
  • サブスクの各サービスでテイルズのサントラが解禁されているが、権利の問題からなのか名曲と名高いエルドラントのアッシュ戦の曲は含まれていない。
    • 同じ理由だろうか、エクシリア2のラスボス戦のテーマソングアレンジも未配信。

+ 誤植
ルーク「やめろイオン!やめるんだ!」
イオン「・・・・・・・聖なる焔の光は穢れし気の浄化を求め、キムラスカの音機関都市へ向かう。そこで咎とされた力を用い、救いの術を見出すだろう・・・・・・」
ルーク「イオン!しっかりしろ!」
ルーク「ルーク・・・・・・・今のは僕があなたに送る予言(スコア)。数あるあなたの未来の・・・・・・・一つの選択肢です・・・・・・。頼るのは不本意かもしれませんが・・・・・・・僕にはこれぐらいしかあなたに協力できない・・・・・・」
ルーク「馬鹿野郎!今までだってたくさん協力してくれただろ!これからだって・・・・・・」
ルーク「・・・・・・ルーク。そんな顔をしないで下さい。僕の代わりはたくさんいます・・・・・・」
ルーク「そんなことない!他のレプリカは俺のこと何も知らないじゃないか!一緒にチーグルの森に行ったイオンはおまえだけだ」

  • 本来は緊迫の展開のはずなんだけどね…。狙ってウケを取りにいってるのかな?
    • 最初の最初でペールがルークになっていたのもあるが…
    • 3DS版ではどちらも修正された。
      • さらに「ホーリーボトル」表記も従来通りの「ホーリィボトル」に修正された他、誤字脱字も一部修正された。

  • たまに「テイルズオブアビス」と間違われるが、正式には「テイルズオブジアビス」である。
    • タイトルにTHEが入るのは単純に「テイルズオブアビス」だと語呂が悪いから、という説が有力。
      • THEがつかないと深淵にならないと海外からツッコミが入ったという説もある。
        • ただの「abyss(an abyss)」だと、「深いふち,底の知れない深い穴」「深い底」「混沌」という意味になる。でも、「the abyss」だと「地獄,奈落の底」という意味になる。…らしい。
          深遠の物語というより、地獄の物語とか奈落の物語と言った方が近いのだろうか?
  • なお、藤島テイルズの中で唯一外伝が存在しない(書籍を除く)。
    • ちなみにTOPはなりきりダンジョン及びサモナーズリネージ、TOSはラタトスクの騎士、TOVは劇場版がある。
    • 一応ファンダムVol.2にティア、ジェイドのサブストーリーがあったり。

+ ネタバレ(ED後解釈について)
  • ※注 ここに書かれた解釈は、アビスの続編が発表され彼らの未来が決定しないかぎり、全てに可能性が存在します。他の方の解釈を頭ごなしに否定するような書き込みはご遠慮いただけますよう、よろしくお願いします。
    • ご自身の解釈を、他者の信じる説を否定する為に記載するのではなく、ご自身の信じる説を強化するために記載してください。
      • 例えば、ある事柄について自分とは違う解釈をし、自分の信じる説とは違う説の根拠として書かれていたのを目撃したとして。その説を否定するために自分の解釈をそこに記載するのは避けていただきたいのです。
        それよりも、その解釈を自分の信じる説の根拠として記載したほうが、よっぽど建設的じゃないですか!
        • 皆で仲良く、色んな可能性について模索しましょう。

+ 融合説
  • コンタミネーション現象は生物(オリジナルとレプリカ)でも起こる。
    • 完全同位体のコンタミネーションは、「大爆発(ビックバン)」と呼ばれる現象が完全同位体の被験者(オリジナル)に発症する。
    • これは同じ存在であるレプリカの情報を回収するため、オリジナルが自ら音素乖離してレプリカの情報を吸収し、オリジナルと再構成する現象で、結果レプリカは存在していたときの記憶をオリジナルに残して消滅し、オリジナルは2つの過去の記憶を持つことになる。
    • その過程で被験者側に音素乖離による緩やかな放出現象が始まり、オリジナルは少しずつ体力・譜術力を失う。やがてそれによりオリジナルが力尽きると、特殊なコンタミネーション現象が発生し、レプリカは存在していたときの記憶をオリジナルに残して消滅、被験者は二つの過去の記憶を持つとされている。
    • 簡単に言えば音素のオリジナル→レプリカへの爆発的な流入が起きた後レプリカを取り込み自らを再構築する形で終結する。
    • ルークとアッシュの場合、すでに大爆発(ビッグバン)に向けて緩やかな音素乖離を起こしていたアッシュが神託の盾兵により殺害されるがまだこの時点では大爆発(ビッグバン)は完了していなかったと思われる。
    • しかし、ヴァンを倒しローレライを解放した時点でルークは音素乖離が限界に達すると同時に死亡しているアッシュに大爆発が発生したと考えられる。
    • 一応完全な大爆発が起きるには「特殊な力場」が必要であり、奇跡的な状況でないと備わらないとされているが、ローレライ解放の「地殻」はこれに当てはまるとされる。
    • つまり、ラストに帰って来たのはルークとアッシュが融合・再構成した『ルーク・フォン・ファブレ』である。
    • チーグルのスターと違い特殊な環境で行われたため、どちらの人格がベースでどちらが記憶だけの存在になったかは明らかにはされていない。
    • 二人の融合体としての新しい「ルーク」なのでルークともアッシュとも言える(というか2つに分けられた魂がもとに戻ったので本来の『ルーク・フォン・ファブレ』と言えるかもしれない)。
      • この場合の融合した「ルーク」のベース(主人格)はどちらとも言えず、ど修羅場が待っていると思われる。
        • 「Nice boatとLove is overどちらが良いですか?」なんて究極の選択を迫られないよう、注意してもらいたいものである。
          • 「中に誰もいませんよ。」か「眠れ子羊よ。安らかに。」かってことか。
            • それDEAD OR DEADって事じゃねーか。究極の選択ってレベルじゃねーぞ。

+ アッシュ生存説
  • ムービーでの長髪と短髪の二つの彫像のうち短髪の石像だけの崩壊や腰につけた剣の持ち方などの演出、サブイベントや「アッシュはもともと左利きだったがテーブルマナーで矯正して右利きにした」などから推察するしかない。
    • ただし大爆発(ビッグバン)のサブイベントと公式の発表から信憑性は高いかもしれない。
  • ゲーム版EDではいなかったミュウのアニメ版EDでの赤毛の男に対する無反応さ(ジェイドの方を見るだけ)
    • また、ゲーム版EDでは穏やかな表情で赤毛の男に歩み寄るナタリア・アニス・ガイなのだが
      アニメ版EDでは笑顔で赤毛の男に駆け寄るナタリア&アニスと無表情で歩み寄るガイに分けられている。
      レプリカルークが主人格ならその帰還を誰よりも喜ぶのはガイのはず。
  • 「原作ではルーク視点でストーリーが進むことが多いけど、なぜかアッシュ視点は全然ないよね」「アッシュサイドの動向ワカンネ」→「最後の赤毛は主人格アッシュだから元々持ってる自分の記憶と感情とかを思い出す必要がないんじゃね?」と考える人が出た。
  • カルマの歌詞「同じガラスだまの内側の方」を考えるとオリジナルの中で生きている(レプリカルークは記憶だけ)ともとれる。
    • 音素乖離したレプリカルークの音素を取り込み、アッシュが復活する説。
      • この場合の融合した「ルーク」のベース(主人格)はアッシュであり、レプリカルークは記憶だけ。この場合はナタリアとくっつくと思われる。

+ ルーク生存説
  • 「今までルークは預言を覆してきた」という功績から、ジェイドの理論すら覆すことができたと考えることもできる。
    • 内心レプリカを見下していたヴァンですらも「初めてオリジナルを超えたレプリカ、真の人間になった」と称した。
    • 死んだアッシュの肉体に音素乖離したレプリカルークの精神が宿った説。
      • この場合の融合した「ルーク」のベース(主人格)はレプリカルークであり、アッシュは記憶だけ。この場合はティアとくっつくと思われる。
    • 物語の中で、ルークは「他者から押し付けられた運命(預言・20歳まで軟禁生活・ナタリアのプロポーズの言葉を思い出せ、等)」はことごとく破っているが、「自分の意思で交わした約束(人を殺す責任を負う・我儘お坊ちゃんから変わる、等)」はちゃんと守っている(紆余曲折してはいるが)。
      • ならば、自分で交わした「必ず帰る」という約束を守り、ジェイドの理論(他者から押し付けられた運命)は覆した、と見るのが自然か?
  • 「逆大爆発(ビッグバン)現象」が起きている可能性ってない?
    • EDのムービーを見るに、先に音素乖離が限界に達し、肉体が崩壊したのはレプリカルーク(ルーク)
    • 大爆発(ビッグバン)とコンタミネーション現象についてきちんと確認してみると
+ ≪コンタミネーション現象≫
  • 物質同士の音素(フォニム)と元素が融合する現象のこと。(後略)
    (『テイルズ オブ ジ アビス 公式コンプリートガイド』P573「コンタミネーション現象」)
+ ≪ビックバン≫
  • 完全同位体の被験者(オリジナル)に発症するもの。同じ存在であるレプリカの情報を回収するため、音素乖離してレプリカを吸収し、オリジナルと再構成する現象。結果、レプリカは存在していたときの記憶をオリジナルに残して消滅し、オリジナルは2つの過去の記憶を持つことになる。
    (『テイルズ オブ ジ アビス 公式コンプリートガイド』P574「ビックバン」)
  • しかしながら、これまで同位体が存在しなかったため、立証はされておらず、あくまでも仮説にすぎない。正確に大爆発が起きるには、特定の条件の元、あらゆる不測の事態が取り除かれていなければならないが、実験以外でそのような状態が作れるとは思えないため、疑問視されている理論でもある。
    (『-Tales of 15th Anniversary- テイルズ オブ 大全 1995-2011』 P594 大爆発)
  • この現象、かなり不可解じゃね?「大爆発(ビッグバン)」とは音素乖離を起こすこと。では同じく音素乖離を起こしていたレプリカルーク(ルーク)は、ある意味「大爆発(ビッグバン)」と同じ現象を引き起こしていたと考えられないか?そして、音素となったレプリカルーク(ルーク)はどこに行った?
    • ここで一つ、仮説を立てると「音素乖離を起こしたレプリカルーク(ルーク)はオリジナルルーク(アッシュ)を吸収し、再構築された。つまり、本来のビックバン現象と逆の現象が起こっている可能性がある。」と見る事も可能なのでは?
      • レプリカルーク(ルーク)とオリジナルルーク(アッシュ)は「完全同位体」。あの二人を音素的に見分ける術はない。ならば、先に音素乖離した方が残った方を吸収するのではないだろうか。と、見る事も出来るのだ。
      • この現象にあえて名前をつけるとしたら、「逆ビックバン現象」とでも言うのだろうか。そして、逆ビックバン現象が起こった場合、オリジナルルーク(アッシュ)があの時点で生存していようと死亡していようと、結果は変わらない。肉体の所有権はレプリカルーク(ルーク)が取得する事になる。
        • いわば「大爆発って、先に音素乖離しちゃったもん勝ち現象なんじゃね?」という説。
  • 「公式インタビュー=預言(スコア)」という解釈。
    • 下記にもあるように、電撃プレイステーションvol341TOAスペシャルインタビュー欄外コラムにてシナリオ制作側の答えが「ルークの記憶を持ったアッシュである」とオフレコのはずが暴露されてしまったらしい。
    • しかし、これは本当にオフレコの情報だったのか?と疑う事も可能。
    • インタビューや対談の原稿というのは、必ず受けた側の事務所がチェックを入れる。
      • 例えば、役者が映画などに出演した場合、インタビューを受けてそれが雑誌に掲載されたりするが、その原稿は必ずマネージャーなどが目を通す。そして、映画のネタバレになりそうな部分は削除して欲しいと指示するもの。
      • バンダイナムコはそれなりに大きな会社。そして、テイルズオブシリーズとは、そのバンナムの看板作品。さらにアビスはその10周年という記念すべき作品。そのEDの話しとなれば、最重要チェック項目に入るはず。
        そんな重要な情報が、こんな簡単に暴露されるものなのか?うっかりとかそういうレベルじゃない。故意にバラそうと思わない限り、出てくるはずが無い情報じゃなかろうか?
    • この発言は「バンダイナムコからプレイヤーにあてた、最後の予言(スコア)」ではないかと受け取れるのではないか?
      • 無限の未来があるはずなのに、それが一つしか無いかのように錯覚させる。それがこの発言の本来の意図のような気がする。
      • 作中、ルーク達は定められた未来を回避するために、戦い続けた。その結果、予言(スコア)から外れた未来を手にする事が出来た。
        しかし、まだ「公式見解(シナリオ)」という最強最悪の予言(スコア)が残っている。
      • これは、ルーク(プレイヤー)が予言(スコア)から真に自由を得るための、最後の試練。何人の人間が公式見解(スコア)から脱却出来るのかを試されているのではなかろうか?
      • 公式見解(スコア)をそのまま信じてしまえば、予言(スコア)に縛られた「オリジナル」が帰還する。しかし、自分の意思と思考で答えを得る努力をしたならば、また別の答えを得る事が出来る。そんな仕掛けになっているような気がする。
        • まさに「我々は未来が定められていると知っている」のか「俺たちは未来を選べると信じている」のか。そういう事なのでは?
        • この考えに基づくなら、アッシュサイドが語られずプレイヤーが終始、ルーク視点で話を進めていく、一応の答えにもなるかも?(アッシュの視点になった事はあったけど、それはルークを通してみていたから、結果的にルーク視点で物語を見ていたことになる)
          • スコアに縛られないレプリカという立場で物語を見る事に、意義が出てくる?
  • 「『満月の海』か『朝焼けor夕焼けの海か』」説
    • アビスは、物語の中で、ルーク&ティアにとって重要なシーンは「満月の海」,アッシュ&ナタリアにとって重要なシーンは「朝焼けor夕焼けの海」のシーンで表している。
      • ルーク&ティア:最初のタタル渓谷。決戦前夜。
      • アッシュ&ナタリア:ベルケンドでの二度目のプロポーズ。決戦前。
        • さらにアニメにて、幼少アッシュが幼少ナタリアにプロポーズした時は夕焼けの海を見ながらだった事が判明している。
    • 最終決戦の場であるエルドラントは、海に墜落している。そして、最後は夕焼けに包まれる。
    • つまり、あのシーンは「夕焼けの海」であり、アッシュとナタリアにとって重要なシーンであったのでは?と見る事も出来るのでは?
    • EDは「満月の夜」に「海の見える」タタル渓谷が舞台。
      つまり、あのシーンはルーク&ティアにとって重要なシーンだったと見られる。
    • 物語中、再三にわたって「ルークとアッシュは別人である」と言い続けていた。ならば、ルークとアッシュは別の結末を迎えた。と見る事が出来るのでは。
      • ナタリアはアッシュを待っていたが、結局アッシュは訪れなかった。
  • ルーク・赤毛の男・アッシュの違いについてはこちらを参照。
    • 間違えやすいがローレライの剣は左手で持てるよう挿している。これはルークの特徴と一致している。
    • 3DS版攻略本(「3DS版テイルズオブジアビス 公式コンプリートガイド」P592)に掲載されていた「彼」の設定画を見るに、髪の色はアッシュに近く、髪の分け目(=旋毛の位置),服装,剣の差し方,利き手などはルーク寄りっぽい。

+ 「死者は蘇らないだろ」説 ※めちゃくちゃ長い上に、これでもか!というほど個人の主観が交じるものなので、畳んでおきます。
  • まず、チーグルスターの証言をよく見てほしい。
+ 『公式シナリオブック』P347「コンタミネーション・2」
ジェイド「スター。あなたは被験者(オリジナル)ですか?」
スター 「はいなのです」
ジェイド「ではレプリカ―もう一人の自分を作られましたか?」
スター 「はいなのです。ディストとかいう気持ち悪い人にやられたのです。」
ジェイド「やはりディストですか。それはいつ頃ですか」
スター 「多分半年ぐらい前なのです」
ジェイド「コーラル城でルークとアッシュが完全同位体と知ったのなら、時期は合うな……。最後に一つ。もう一人のあなたはどうなりましたか?」
スター 「……多分死んだのです」
ジェイド「……多分?」
スター 「実は自分は一回死んだのです。その後何かが入ってくる感じがしたと思ったら、自分は死んでいなかったのです。その時はもう一人の自分はいなかったのです」
ジェイド「ディストは完全同位体研究を完成させたのか?ではあの時の研究結果は偶然ではなかった……?」
  • この証言に、一つ不可解な部分がある。それは
    「実は自分は一回死んだのです。その後何かが入ってくる感じがしたと思ったら、自分は死んでいなかったのです。」
    という部分。
    • つまり「死んだ後に何かを感じるって何なんだ?」という事である。残念ながら一度も死んだ事が無いので確かな事が言えないが、普通は死んだら何かを感じるという事は出来ないのではなかろうか?
    • なのに、オリジナルスターは死んだ「後」に何かを感じている。これはいったいどういう事なのか?
    • そこで一つ考えられるのは、この「何かが入ってくる感じ」はオリジナルスターではなくレプリカスターの方が感じたものだったのでは?という可能性である。
      • 実際、何か(音素乖離したオリジナル)が入ってくるのはレプリカの方であり、感じる現象としては妥当ではなかろうか。
    • つまり、オリジナルスターはレプリカスターが感じた感覚を、自分のものであると混同してしまっているかもしれない。という事である。
    • 次に、アッシュ死亡後のスキットを確認したい。
+ 『公式シナリオブック』P485「アッシュの死」
ジェイド「ルーク。辛い話を聞くことになりますが……アッシュはどのようにして亡くなったんですか」
ルーク 「……神託の盾(オラクル)兵に囲まれて、剣を……体じゅうに刺されて……」
ナタリア「…………アッシュ!!」
ジェイド「その後、あなたに何かが入ってくる感じはしませんでしたか?」
ルーク 「……そういえば……。何だか温かいものが全身に降ってきたような気はしたけど……」
ジェイド「……何かが出ていく感じは?」
ルーク 「うん?アッシュが死んだ瞬間、虚脱感はあったけど、別に……」
ジェイド「そうですか……」
ガイ  「ジェイド、今のは?」
ジェイド「……いえ……なんでも……なんでもありません……」
  • ここでルークが感じている「何だか温かいものが全身に降ってきたような気はした」と、オリジナルスターの証言にあった「何かが入ってくる感じがした」が同じものである可能性は非常に高いと思われる(あくまで可能性ですけど)。
    • つまり、アッシュ死亡時のムービーこそ、アッシュ→ルークへのビッグバン現象だったのでは?と仮説を立てる事が出来る。
      • 実際、ルークはあの現象の後にアッシュの死因を正確に言い当てている。アッシュの記憶が流れ込んでいると考えて良いだろう。
    • しかし、完全なビッグバンでは無かった事は、アッシュの肉体が残っていた事とルークが自我を保っていた事で推察が出来る。
    • では、ビッグバンが完全に完了する前にオリジナルが死亡したら、どうなるのか?
    • ここで、手掛かりになりそうなのがジェイドとディストの会話。
+ 『公式シナリオブック』P348「コンタミネーション・4」
ジェイド「アッシュが死にました」
ディスト「大爆発(ビッグ・バン)ですか?」
ジェイド「……そう聞くということは、アッシュの大爆発(ビッグ・バン)はそろそろだったと?」
ディスト「そうですね。そちらこそ、その聞き方はアッシュの死が大爆発(ビッグ・バン)ではないと言っているようですが」
ジェイド「ええ。察しの悪いあなたでもわかるのですね」
ディスト「……何が原因で死んだにせよ、この時期なら、大爆発(ビッグ・バン)は始まっていたと思っていいでしょう。」
ジェイド「……始まっていないかもしれない」
(中略)
ディスト「いいですか?コンタミネーション現象は免れません。たとえあなたの才能を持ってしてもね」
ジェイド「わかっていますよ、そんなことは。私は死者の復活に失敗した人間だ。運命は変えられない」
ディスト「……記憶は残るのですよ」
ジェイド「いえ、記憶しか残らないんですよ」
  • この二人の会話をよく見てみると、ちょっと変な事を言っているように見える。
    • どう変か?というと、まるで「ビッグバンが始まったが最後。どんな理由でオリジナルが死亡しようとも、レプリカを犠牲にして復活を遂げる」と暗に言っているようなものだからである。
    • ここまで読んでくださった方には「これ、アッシュ生存説なんじゃね?」と思われた方も多いと思う。しかし、自分がこの説をこっちに持ってきたのには理由がある。
    • その理由とは「こんな現象が理由で『だから帰ってきたのはアッシュですよ』とかぬかしやがったらキレるぞコノヤロー」というものである。お粗末で申し訳ない。だが、どうしてもこれは許せないのである。
    • アビスは物語の中で、ずっと「死者は蘇らない」「レプリカはオリジナルの代わりにはなりえない」「それぞれが独立した、別の人間である」と主張しつづけてきた。
      • ルークがイオンに言った
        「そんなことない!他のレプリカは俺のこと何も知らないじゃないか!一緒にチーグルの森に行ったイオンはおまえだけだ」
        (『公式シナリオブック』P273「最後のスコア」)
        なんて最たる例の台詞。
    • しかし、この会話をそのまま受け取ってしまえば、それらの主張を根本から覆す事になってしまうからである。
      • 実際、ジェイドの「私は死者の復活に失敗した人間だ。」という台詞にも矛盾が生じる。
        彼は自分が望んだ人物ではなかったにしろ、死者の復活に成功した事になる。
    • つまり、この現象は「完全同位体のレプリカは、オリジナルの残機である」と言っているようなものなのだ。マ○オじゃねーんだぞ。
    • 今まで散々「ルークとアッシュは別人だ」だの「貴方だけの記憶を大事にして」だの、最後には「ルークはオリジナルを超えて一人の人間になった」だの言っておいて、最後に「やっぱりレプリカはオリジナルの身代わり人形でしたー☆チャンチャン♪」では、あまりにもユーザーを馬鹿にしていないだろうか。
    • 「ルークだって死にそうだったじゃねーか」という反論があるかと思う。
    • しかし、少なくともルークは劇中では死んでいない。最後は光に包まれてどうなったか分かっていないが、はっきりと「死亡した」と描写されたわけではない。
    • さらに、(下のW生還説でも言われているが)「「音素乖離による死」は、ローレライがなんらかの干渉を行う事により回避する事が可能である」と劇中で示されている。
+ 『公式シナリオブックP315「最愛のメリル」』
ヴァン 「私の体は音素(フォニム)がプラネットストームに吸い込まれていった。消えるのだとそう思った時に、ユリアの譜歌を思い出し口にしたのだ。それが契約の言葉だった。ユリアの契約に応えローレライが反応した」
ジェイド「乖離(かいり)しかかっていたヴァンを構成する音素(フォニム)がローレライによって引き寄せられ……」
ガイ  「再構築された?」
ヴァン 「そうだ。ローレライは分解した私の体をつなぎ止めた。(後略)」
  • ここで、はっきりと「ローレライには乖離していく音素をつなぎとめ、再構築する力がある」と明示されている。
    • つまり、ルークに関しては「死亡フラグを回避する事が可能ですよ」と言われていたのだ。だから、ルークが帰ってくるのはまだ整合性が取れる。
    • だが、普通に剣を指されて死んだはずのアッシュが帰ってきてしまっては、お話の根本を破壊されてしまう。それはさすがに認められない。というか認めたくない
      • アッシュに剣が刺された時はまだ空が青いが、ヴァンを倒した後のムービーでは夕焼けになっている。少なくとも剣が指されて数時間経過している事が分かる。こんな状態で生きている人間がいたら、それはもう人間じゃない。
        • さらに、アニメ版ではゲームと違ってかなりの出血が確認される。あれだけ血が出ていては、生存は絶望的と思われても仕方が無い。
        • 「3DS版テイルズオブジアビス 公式コンプリートガイド」にも、アッシュは「命を落とす事にことになる。(P570)」「殺害される(P574)」とあるので、公式としてもアッシュが死亡しているのは確定事項として扱われているように見える。
    • まぁそんな理由で、自分はアッシュ生存説を信じられない(というか信じたくない)のである。
      • 超個人的な意見でゴメンね。

+ その他説
  • あの後にもう一人の赤毛の男が帰ってくる(W生還)説
    • 「「音素乖離による死」は、ローレライがなんらかの干渉を行う事により回避する事が可能である」と劇中で示されているので、ルークに関しては生存可能。
      • ヴァン師匠がそれで生き延びている。
    • アッシュも、癒しの力もつローレライなら死者を蘇らせる事が可能なのでは?と見る事も出来る(少なくとも、「ローレライに死者を蘇らせる力は無い」とは劇中で描写されてはいない)。
  • ED後ティアがルークを探して旅をしてその結果ルークを見つける(某最終幻想の続編パロ)説
  • 実はティアが見た幻でした(仲間はティアを哀れんで見ている)説
  • ローレライ説。
    • ルークもアッシュも、音素乖離したらもっとも大きな第七音素の塊であるローレライに吸収されんじゃね?という考え方。
      • 赤毛の男の言った「約束」とはユリアとの契約の事。
        • 譜歌はユリアとローレライの契約の証であると、劇中で言われている。
      • レプリカホドを「エルドラント」ではなく「ホド」と表現したのも、ユリアの故郷であり眠る地でもあった場所だったから?レプリカだけど。
  • …と、このように多数の理論と説が存在するが、ハッキリ言ってしまえばどれも決定打に欠ける。
    • 自説の主張は出来ても、他説の否定は出来ない。すなわち、全ての未来に実現の可能性がある。
    • おそらく、アビススタッフが狙ったのはこの状態だろう。
      「永遠に解けない謎は、永遠に人の心をつかみ続ける」といったところか。アビススタッフは、プレイヤーに絶対に解けない謎を残す事で、ずっとアビスがプレイヤーの心に残るように仕掛けたと考えられる。
    • また、非公式にスタッフ側の解釈を公開することで、アビス世界の未来が定められているかのように見せる。
      スタッフ側の解釈(預言)を乗り越えて、自由な解釈をしてみせろ,自分だけのEDを描いてみせろ(自由な未来を選びとれ)という、まさにゲーム内でパーティキャラクター達が挑んだものと同じ試練を、今度はプレイヤーに課していると解釈できる。
    • つまり、ここに書かれた全ての説が「正解」。
    • さらに言うなら、「ED後を正確に予想するだけの情報が作中で全て明らかにされている」という保証は無い。要は後だし情報が全く無いとは言い切れず、現時点でアビスの未来を正確に予想することは不可能である。
    • また、デスティニー・デスティニー2・リメイクデスティニー,シンフォニア・ラタトスクの騎士で、公式見解を覆したといった前例があり、そもそも公式見解が信用に値するものなのか、と言った疑問もある。
      • スタッフ側が明確な答えを用意しているという情報自体がフェイクである可能性もある。

+ 説とまではいかないが、疑問に思われる点
  • ジェイドの表情や反応が不可解。
    • 最後、ジェイドの表情は「悲しげな笑み」と表現されている。(『公式シナリオブックP338「約束」』)
    • コンタミネーション現象に関する、ディストとの会話。(上で散々出てるので、省略)
    • 上記二つの事を指し、「これはルークとアッシュに大爆発が起き、ルークが記憶だけになってしまう事を悲しんでいる」とする人もいる。
    • しかし、よく考えてみると、ルークに迫っていた運命は「音素乖離を起こして消滅する」というもっと過酷なものだったはず。
    • 音素乖離が起こったら、記憶どころか肉体も全て無くなり、ルークは音素体へと吸収されてしまう。
    • つまり、大爆発が起きて記憶だけでも残った方がマシなはずなのだ。
      その事にジェイドが気付かないとも思えない。そして、リアリストで物事を合理的に考えるタイプのジェイドが、大爆発をそこまで悲しむとも思えない。
    • では、ジェイドは何を悲しんでいたのか?あの表情や反応の意味は何だったのか?
      • 非常に疑問である。


  • 「ここからなら…ホドを見渡せる。それに…約束してたからな…」の台詞についてもなぜ「エルドラント」と言わないのか、「約束」とはアッシュとナタリアでした約束(俺達が大人になったら、この国を変えよう。 貴族以外の人間も貧しい思いをしないように…。戦争が起こらないように…。 死ぬまで一緒にいて、この国を変えよう)なのかルークとティアの間の約束なのか、はたまたルークとアッシュのした約束(…約束しろ! 必ず生き残るって! でないとナタリアも俺も…悲しむからな! )なのか。
    • 上記はいずれにしても「ルーク」が生きて帰ってくることが約束なのだが…。
  • エンディングではティアがルークと同じ髪の分けかたのため、この2人が横を向いてしゃべるときにどっちかの顔しか見えなくなる(両目が見えない)ため、表情で推察できない。
    • EDアニメーションのティアと赤毛の青年の髪の分け目は逆。二人とも目が見えないようになっている。
      • 最初の設定では、ティアの髪の分け目はルークと同じだった。しかし、EDで二人の表情が見えないようにしたいという事で、ティアの分け目が変えられたという記述が、藤島氏の画集で語られている。
        • ちなみに、アニメ版では切なげな表情で涙を流すティアを見ることができる。

  • シナリオ制作側として明確な答えがあるもののアニメでもそこのところはぼかしてあるため、真相は推察するしかない。
  • 電撃プレイステーションvol341TOAスペシャルインタビュー欄外コラムにてシナリオ制作側の答えが「ルークの記憶を持ったアッシュである」とオフレコのはずが暴露されてしまった際に、シナリオライターの実弥島氏は「ルーク・アッシュ・融合・W生還・幻、どれでもいいと思う(ゲーム中に出てこない設定なんか無視するのが正解)」とコメントしている。
  • 要するに正体に関しては好きに想像してほしい、とのこと。

+ 名前の由来
  • 実弥島巧氏曰く
    • ルーク→聖人ルカ
    • ティア→省略形の名前であることと、ティアドロップ型のペンダント
    • ガイ→先にホドの人たちは名前が長いという設定があって、バンナムの方に考えていただきました。
    • ジェイド→翡翠です。元々登場人物の名前は全て色の名前で仮名をつけていましたが、その名残です。
    • アニス→上にもある通り色関係でつけていて、花の名前が残ってしまいました。
    • ナタリア→確かラテン語か何かで出生みたいな意味合いがありました。
    • 六神将→音関係
    • ピオニー→『VIVA★TALES OF MAGAZINE』2012年11月号のメインシナリオライター女史のコラムによると『アビス』のキャラは主に色事典から仮名を付けており、「敵国の皇帝」の仮名として付けたものが「ピオニー」だった。
      ところがそのまま収録台本を作る時期になってしまい、三十代後半のおじさんに花の名前はまずいのではと訴えたものの、「いいんじゃない」と言われてそのままになってしまった。
      ジェイドの幼なじみには宝石の名を付けるというこだわりがあったため、ミドルネーム「ウパラ」を追加したとのこと。

  • 六神将の名前の意味(公式ではありません)
    • アッシュ→英語で「灰」という意味。(聖なる焔の燃えかす)
    • リグレット→英語で「後悔」という意味。
    • シンク→英語で「同調」という意味。(シンクをシンクロナイゼーションの略称だと考える)
    • ディスト→エレキギターに用いられる「音を歪ませる」奏法のこと。
      • 公式なのはジェイドの幼なじみには宝石の名を付けるというこだわりで本名「サフィール」はフランス語でサファイアのこと。
    • アリエッタ→英語で「小さいアリア」という意味。(イタリア語で「そよ風」という意味もあるがキャラクターを考えるとアリアかと思われる)
    • ラルゴ→音楽用語で「ゆったりと遅く、広々とした気持ちで」という意味。


最終更新:2023年11月14日 23:04
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