MovieWriterは、Corel社が開発していたDVD・Blu-rayオーサリングソフトウェア。最終バージョンは2010。現在はVideoStudioに機能が継承されている。
概要
DVD PlayerやBlu-ray Playerで再生するための映像ディスクを作るソフトウェア。
海外では「DVD Movie Factory」という名前で販売されていました。
単体販売されていた時代(DVD MovieWriter7まで)は「カッティングしてオーサリングする」という作業がとてもスムーズにできたため「動画編集ソフトまでは要らないや」というユーザーにとても人気がありました。
海外では「DVD Movie Factory」という名前で販売されていました。
単体販売されていた時代(DVD MovieWriter7まで)は「カッティングしてオーサリングする」という作業がとてもスムーズにできたため「動画編集ソフトまでは要らないや」というユーザーにとても人気がありました。
しくじったのは2010。Windows 8が登場し、そのころのWindows8はタッチパネルごり押しだったため、それを意識したより初心者ライクなインターフェイスとして販売したところ、初心者向きになったものの今までとは「ほぼ別のソフト」になってしまった上に(WindowsOS過渡期でOSが重くパーツペックが追いついていないのもあって)動作が重くなり、機能も減ってかなりの不評に。2010はMovieWriter7と併売すればよかったのにもったいない・・・
2020年現在では、Corel VideoStudioのDVD作成機能として組み込まれています。過去のMovieWriterユーザーが多用していたであろう「動画の結合・分割」も搭載されているし、字幕機能もアップグレードされてるので、オススメです。
(ただし、Photoimpactと併用している人は要注意。もうPhotoimpactで作ったメニューは読み込めません)
(ただし、Photoimpactと併用している人は要注意。もうPhotoimpactで作ったメニューは読み込めません)
歴史
開発・販売は台湾Ulead 社。後にカナダCorel社が買収し、販売していました。
Ulead DVD Workshop 2 Professionalという高機能なバージョンも存在していましたが、現在は開発はされていません。
MovieWriter2010まではVideoStudioと並行して販売されていました。
当時は「MovieWriterの機能が最新で、そのひとつ前の機能がVideoStudioに搭載されている」という感覚でした。
当時は「MovieWriterの機能が最新で、そのひとつ前の機能がVideoStudioに搭載されている」という感覚でした。
VideoStudio X4の頃に単体販売が無くなり、統合されたような状態です。
同梱されていたソフト・機能
パッケージ版のみ以下のソフト・機能がついていました。
- DirectDiskRecorderが搭載(DVD-VR、BDAVの作成)
- インタラクティブメニュー10種類追加