東急車輛 2008/06/20
半田・石川・加藤・金子・望月
1、テーマ及び趣旨(再掲)
(テーマ)
「自家用車から鉄道利用へのシフトを誘発する、魅力ある近郊車両の提案」
(趣旨)
超高齢化社会の到来や地球環境問題の深刻化を受けて、自家用車から鉄道利用へのシフトを誘発するような、魅力ある近郊車両および周辺サービスのあり方についての提案。
2、近郊車輛とは(再掲)
中・長距離の路線を走り、都心エリアと近郊エリア、もしくは近郊エリア間を結ぶ路線を走る、車両のことをさす。
3、東急車輛製造とは(2)。
五島慶太氏が、荒廃した当時の海軍施設跡に眼をつけ、戦後間もない1946年に前身である「東京急行電鉄横浜製作所」を設立。ビラ印刷の下請けなどから始め、やがて車両の修理やトラック・バスなどの修理を始めた。
1953年、社名を「東急車輛製造株式会社」として、社名を変更。車両会社として伸びていこうという決意を「車両」という文字で、また新車メーカーとしてのイメージをはっきりと示すために「製造」の文字を加えた。
1960年、アメリカのバット社と技術提携を開始。これによって、日本初の※オールステンレスカー「東京急行電鉄7000系」を作り上げる。
⇒以降、現在まで、鉄道車両に関してはオールステンレスカーの製作を柱にしていく。
※オールステンレスカーの利点
①従来の車両に比べ無塗装で軽量化が図られる
②安全性が高く保守費が少ない
⇒そのため、使用者にとって経済性の高い車両
⇒提案は、オールステンレスカーが基本となってくるのでは。
4、ターゲットの設定
通勤時間帯にこれ以上顧客を乗せるのは、車両を増結する以外は不可能に近い
⇒空いている時間帯にいかにして、顧客を乗せるか。
- 空いている時間…平日の昼間(通勤時間帯以外)
- 主にどのような人が利用しているか…主婦、子連れ、老人、旅人、大学生、ニート、フリーター、自営業、外回りの人、外人、テツ
⇒このうち、コンスタントに利用するのは、主婦、子連れ、老人、大学生。
こういった人々が使っていて満足するような列車、乗りたくなるような「わくわくする」列車を提案すれば、自動車からのシフトを誘発できるのではないか?
5、今後の予定
- 近郊車両とは何か、ほかの事例に関しての調査を行う。
- 時間帯別の混雑率+利用者層のデータを調べる。
- 車両に関する制度、法律関係に関して調べる。
- 車両の寸法などをある程度調査する(実現可能性を測るため)
- 提案のネタ出しをしていく。
- アンケートに関して実施するか、設問に関してなどの議論を行っていく。
(弘南鉄道7000系)
参考資料:東急車輛製造株式会社「東急車輛30年のあゆみ」昭和53年11月30日
最終更新:2008年07月11日 12:38