5月8日議事録

社会調査実習(村上)第4回会議録
日 時:5月08日(木)15:10~16:40
場 所:関西学院大学神戸三田キャンパス Ⅰ号館202教室
参加者:佐伯、中澤、:村上 【欠席:綱嶋、原田、大島】
記 録:中澤
新資料:「特になし」

<本日の流れ>

1、役割分担
2、飲み会の実施
3、講義 「テーマ決め」

<決定事項>
役割分担について
佐伯:ML管理(ブリーフケースに議事録を保存しておく)
綱嶋:渉外
中澤:会計(ゼミ費7万+一人5千円の資金=9万の管理)

飲み会については、今月中に行うことに…。誰か幹事しませんか??

<未決定事項>
  • 調査テーマ
<課題>
1. 調査したいテーマを考えてくる。今回の講義の中であったように、あくまでもテーマは「社会的な問題意識に基づく」ものであること。の第二弾!!!


<講義の詳細>
主に、テーマ決めを中心に行いました。今回は中澤と佐伯さんの二人しか参加者が無かったので意見が少なくテーマ決定までに至らなかったですが途中経過を記録しておきます。
まず、中澤があまり意味無く持ってきた本「コミュニティ再生のまちづくり戦略」(発行:日本地域社会研究所 著者:落合英秋)に村上教授の目が留まり、しぶしぶ私が、コミュニティをテーマとして立案。しかし、それではあまりにもテーマが漠然としていて何を調べていくのかが不明。
すると、佐伯さんがパブリックコメント(自治体が新しいものを作るときにそれについて市民から意見を聞くと共に、その意見を反映する制度)そして、コミュニティビジネス(市民が主体となって、地域が抱える課題をビジネスの手法により解決し、またコミュニティの再生を通じて、その活動の利益を地域に還元するという事業)の二点を取り上げ中澤を上手くフォロー!!
すると、村上教授が外部委託、主にPFI(Private Finance Initiative)(公共サービスの提供に際して公共施設が必要な場合に、従来のように公共が直接施設を整備せずに民間資金を利用して民間に施設整備と公共サービスの提供を委ねる手法)を取り上げた。そして、その外部委託に関して村上教授が講義を行った。
内容としては、外部委託とは主にボランティアグループ・NPO・民間企業が関与するもの。例を挙げると、公的施設の管理運営、建設・駐車禁止区域の取締りの民営化・保育所などが挙げられた。

(図で説明。略)


利点は上のように挙げられるが、問題点も存在する。保育所を例に出す。保育所が民間委託されるとすると、若いバイト感覚の保育士の人が安い賃金で雇われるようになる。すると民営化反対運動が起こる原因にもなる。そして、民間に移す場合は、保育士の資格有り無しの問題も浮上する。更には、賃金の不安定により、社会的にお金の流通が少なくなってしまう。このように、あまり民間に委ねすぎると効率性・財政難の解決にはなるが、逆に質の問題があったり、お金の流通の問題などにより結局は財政難につながるといった悪循環陥ることになってしまう。どこまでを民間に委ねるべきかが微妙な点である!!
ここで、村上教授から指定管理者制度というものの話が出てきた。指定管理者制度とは、外部委託の際、プロポーザル方式や総合評価方式などで管理者を選定し、施設を所有する地方公共団体の議会の決議を経て管理者の指定(=管理運営の委任)をすることができる制度のことである。つまり、資格とかが無かったら管理者にはなれないよ!!っていう制度です。逆に言えば、しっかりした人が管理してくれる制度と言えます。これは、上に挙げられた外部委託に関する問題の解決に値する制度だと言えるでしょう。と授業は、ここで時間切れ。
このように、コミュニティの話から指定管理者制度のお話へと上手くつながってくれました。来週は、このようなお話しの上で最終的なテーマ決定をしたいと考えています!!原田君と綱嶋さんは、この内容を踏まえた上で意見を持ってきてください♪まぁ、絶対に指定管理者制度をしなければならない!っというわけではありません。たまたま、出てきた内容ですので、自分のやりたいテーマをそれぞれ考えてきましょう!!!
では、来週!!

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最終更新:2008年09月08日 02:56