絆5

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「私はですね~朽ちた肉体を捨て新たな肉体を手にしようとしたので~す!? その為に研究を続けてきた」 「何故だ?」 カインが口をはさむ。 「それはどうでもいいことで~す。詳しく聞きたければローザ君にでも聞けばどうですか~!?」 「わかった続けろ」 ローザの名前が出ると黙るカイン。 「まあその為に色々やったわけですよ。君たちには見せてないけどバルナバ君もその実験の一つです~不自由は人間の体のものとは違って 新たな肉体、決して衰えることのない完ペキなボディとしてね。バルナバ君は百点満点の出来でしたよ~でもね~」 「早く答えろよ!?」 「慌てない慌てない!? でも、所詮は意志を持たぬただのロボットでした。動かすのも生身の私が指示して命令を聞くだけ……まあ あの子はちょっと我がままでしたけど。だから私は肉体を定着させれるボディをさがしていたのです。そして私は今それをみつけたので~す」 「おいっ親父とお袋は!?」 「あーはいはい。肉体をボディに定着させる。それの一環ですよ。彼らにはサンプルになってもらいました。劣化しない完ぺきなボディの。 結構上手くいったんですよ。肉体は完璧に衰えない身体、彼らはそれを手に入れたのです~」 エッジの拳に怒りが宿るのが見て取れる。 「あのように意志もありますしね。あなたの事も覚えているでしょうエッジ君。彼らは成功したといっていいでしょう。まあ人格が多少凶暴に なったんですけど。ああ~そういう意味では完全に成功したとは言えませんかもしれませんね~。次なる進化を研究の基礎の基礎ですね」 「ふざけんな!?」 「おやどうしました?」 「要するに親父とお袋に手を出したって事だろ。今すぐ元に戻せ!!」 「無茶な注文ですね~では私はこれで」 「待って」 今まで黙っていたローザが口を開く。 「ルゲイエ……せ――いいえルゲイエ。あなたは今どこにいるの? そもそもあの時」 こんな仕打ちをするものに愛想がつきたのか、はたまたエッジの前だからか知らないが呼び捨てだ。 「おう~呼び捨てですか!? あなたも立派になりましたね~」 「はぐらかさないで!!」 「おやおや君も答えを催促ですか~ちょっと昔を思い出しますね。まあ疑問に思うのも無理ないでしょう。あの高さから飛び降りたのですからね」 一瞬だけ間があってすぐに切りだす。 「あの時いったとおり、新たな身体の為に今の身を捨てただけですよ……今はそれを待ってるといったところです<あれ>さえ手に入れば肉体など いりませんからね~ふふ~」 「それとクリスタルとの関係は? 何故ゴルベーザに協力する?」 「君も質問ですかセシル君。いいでしょう。前者は機密事項です。後者は特に理由がありませんね~」 「何?」 「あえていうなら目的の為に手段が一致しただけですね。それに勝っている方に味方するのが一番手っ取り早い手段ですから」 「それだけの為に?」 セシルにもエッジの怒りが伝達してきた。このルゲイエという男、ゴルベーザ達よりも危険かもしれない。 「おっとお喋りがすぎましたか……では私はこれで」 ふっと声が消えた後、王と王妃が再び動き出した。 -[[絆6]]

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