-プロローグ3-

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「クリスタル?」 4人は顔を見合わせた。 「さよう。おぬし達の持つその輝く石は、まさしくクリスタルだ。」 王の隣に控えていた大臣が話し始めた。 「しかし、今は多くを語っている時間はない。おぬし達の名前を聞いている時間すらな。 事態は一刻を争うのだ。」 「何が大変なことが起こったんですか?」 白の少女が尋ねた。 「我が国の王女、セーラ姫が、さらわれたのだ・・・。 こともあろうに、犯人は姫の護衛を担当していたナイト、ガーランドだ。 城下町を魔物から守るために、兵士のほとんどは警備に当たっている。 姫を連れ戻す手立てがなくて途方に暮れていたのだよ。 そこへクリスタルを持つおぬし達が現れた。そう、あの予言のように。 もはやこれは偶然ではあるまい。ぜひ力を貸していただけないだろうか・・・。」 「しかし、どうやって・・・?」 「ガーランドは北方にあるカオス神殿に潜伏しておる。何を企んでいるのかは知らんが、 とにかく姫を連れ戻してもらいたい。お願いだ・・・!」 「わしからも頼む・・・!」 家臣ならず、王までもが頭を下げた。とんでもない事だ。 「でも、そんな腕利きのナイトなんかに勝負を・・・」 「わかりました。」 戸惑う黒の少年を横目に、青い鎧の少年が答えた。
「クリスタル?」 4人は顔を見合わせた。 「さよう。おぬし達の持つその輝く石は、まさしくクリスタルだ。」 王の隣に控えていた大臣が話し始めた。 「しかし、今は多くを語っている時間はない。おぬし達の名前を聞いている時間すらな。 事態は一刻を争うのだ。」 「何が大変なことが起こったんですか?」 白の少女が尋ねた。 「我が国の王女、セーラ姫が、さらわれたのだ・・・。 こともあろうに、犯人は姫の護衛を担当していたナイト、ガーランドだ。 城下町を魔物から守るために、兵士のほとんどは警備に当たっている。 姫を連れ戻す手立てがなくて途方に暮れていたのだよ。 そこへクリスタルを持つおぬし達が現れた。そう、あの予言のように。 もはやこれは偶然ではあるまい。ぜひ力を貸していただけないだろうか・・・。」 「しかし、どうやって・・・?」 「ガーランドは北方にあるカオス神殿に潜伏しておる。何を企んでいるのかは知らんが、 とにかく姫を連れ戻してもらいたい。お願いだ・・・!」 「わしからも頼む・・・!」 家臣ならず、王までもが頭を下げた。とんでもない事だ。 「でも、そんな腕利きのナイトなんかに勝負を・・・」 「わかりました。」 戸惑う黒の少年を横目に、青い鎧の少年が答えた。 -[[-プロローグ4-]]

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