FF8-6

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「おっと、魔法は卑怯とか言うなよ、スコール。 これはあくまでも実戦を想定した訓練なんだぜ。魔法に対する備えを怠ってはいかんな」 勝ち誇ってサイファーが言う。 ・サイファー、嫌な奴だ。 しかし、奴の言うことは正しい。実戦であれば、俺だって魔法を併用するだろう。 「スコール、これは備えを怠ったペナルティーだ!」 叫びながらサイファーはガンブレードを一閃させた。 ガンッ 額に衝撃が走る。 僅かに身を反らし、脳天への直撃は避けることができたが、 それでも額の辺りを大きく切られてしまった様だ。鮮血が滴り落ちる。 「どうした、まさかもう降参てわけじゃないだろうな。 さあ立てよスコール。 もっと俺を熱くさせろ!もっと俺を楽しませろ!」 ・・・そこから先の記憶が俺にはない。 気がつくと俺は、医務室のベッドに横たわっていた。
「おっと、魔法は卑怯とか言うなよ、スコール。 これはあくまでも実戦を想定した訓練なんだぜ。魔法に対する備えを怠ってはいかんな」 勝ち誇ってサイファーが言う。 サイファー、嫌な奴だ。 しかし、奴の言うことは正しい。実戦であれば、俺だって魔法を併用するだろう。 「スコール、これは備えを怠ったペナルティーだ!」 叫びながらサイファーはガンブレードを一閃させた。 ガンッ 額に衝撃が走る。 僅かに身を反らし、脳天への直撃は避けることができたが、 それでも額の辺りを大きく切られてしまった様だ。鮮血が滴り落ちる。 「どうした、まさかもう降参てわけじゃないだろうな。 さあ立てよスコール。 もっと俺を熱くさせろ!もっと俺を楽しませろ!」 そこから先の記憶が俺にはない。 気がつくと俺は、医務室のベッドに横たわっていた。

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