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「余後の心配はなさそうだけど、一応、確認させてもらうよ」
俺の思惑をよそに、カドワキ先生が型通りの質問を始める。
名前は?・・・スコール・レオンハート
年齢は?・・・18歳
所属は?・・・バラムガーデン、SeeD候補生、NO.41269
担当教官は?・・・
「絶対、あなたかサイファーだと思ったわ」
俺の回答を遮る様に、だしぬけに背後で声がした。声の主を振り返る。
「キスティス先生・・・」
「キスティス先生・・・じゃないわよ。連絡受けて跳んで来たんだから」
キスティス・トゥリープ、俺より一つ上の19歳。俺の担当教官だ。
15歳の時に史上最年少記録でSeeD試験に合格、17歳の若さで教員資格をも取得した、
超エリートだ。才色兼備なだけでなく、気さくで面倒見の良い性格ゆえに、
男女を問わず多くのファンがいる。
「全く何を考えてるのよ。午後からSeeD認定試験があるの、忘れてた訳じゃないでしょうね」
「午後から試験て、本当かい?呆れた子だねぇ・・・」
だから、サイファーに言ってくれ。
「しかもね、カドワキ先生。この子、炎の洞窟の課題、まだクリアしてないの」
「おやまぁ、ますます呆れたね」
だから今朝やろうと思ってたんだ。それを、サイファーが・・・