-プロローグ7-

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そこはまさにカオスの名にふさわしい、混沌を絵に描いたような場所だった。 神殿に足を踏み入れた瞬間、4人は思わず咳き込んでしまった。 何百年もそこに閉じ込められていたかのような、淀んだ空気が、 動くことなくそこにある。 「ただならぬ雰囲気とはこの事だな・・・。」 「やった、魔物がいない・・・。ガーランドが追っ払ったんだ。 今のうちにお姫様を探そうぜ!」 「だけど、奥にはまだいるかもしれない・・・。」 「待って!あれ・・・。」 白の少女が指差した先には、古ぼけてほとんどまわりの色と同化していたが、 よく見ると立派な構えの扉があった。扉は・・・少し開いている。 「よくあんなのが見つかったな、ここから・・・。」 そのとき黒の少年が4人の頭上を飛ぶ何かに気づいた。 キィ・・・キィ・・・。 「うわっ・・・!コウモリ・・・!」 「そのコウモリ、私たちにガーランドの居場所を 教えようとしてくれてたみたい・・・あの中よ。絶対。」 白の少女ははじめからコウモリの存在に気づいていたようだ。 「そんな、気のせいじゃぁないの?」 「とにかく、相手は敵か味方かわからない。戦闘態勢を保っていこう。 俺が先頭に立つから、みんなは後ろについてくれ。」 4人は青の少年を中心に陣形を張ろうとした。 「誰だっ!!」
そこはまさにカオスの名にふさわしい、混沌を絵に描いたような場所だった。 神殿に足を踏み入れた瞬間、4人は思わず咳き込んでしまった。 何百年もそこに閉じ込められていたかのような、淀んだ空気が、 動くことなくそこにある。 「ただならぬ雰囲気とはこの事だな・・・。」 「やった、魔物がいない・・・。ガーランドが追っ払ったんだ。 今のうちにお姫様を探そうぜ!」 「だけど、奥にはまだいるかもしれない・・・。」 「待って!あれ・・・。」 白の少女が指差した先には、古ぼけてほとんどまわりの色と同化していたが、 よく見ると立派な構えの扉があった。扉は・・・少し開いている。 「よくあんなのが見つかったな、ここから・・・。」 そのとき黒の少年が4人の頭上を飛ぶ何かに気づいた。 キィ・・・キィ・・・。 「うわっ・・・!コウモリ・・・!」 「そのコウモリ、私たちにガーランドの居場所を 教えようとしてくれてたみたい・・・あの中よ。絶対。」 白の少女ははじめからコウモリの存在に気づいていたようだ。 「そんな、気のせいじゃぁないの?」 「とにかく、相手は敵か味方かわからない。戦闘態勢を保っていこう。 俺が先頭に立つから、みんなは後ろについてくれ。」 4人は青の少年を中心に陣形を張ろうとした。 「誰だっ!!」 -[[-プロローグ8-]]

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