FINAL FANTASY IV プロローグ4

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「さぁ、もう出てください。」 残った近衛兵達がセシルとカインの前に立つ。 その表情には二人に対する哀れみの感情などはなく、淡々としたものだった。 突然、奥の扉が開く。 出てきたのは近衛兵人のリーダー、ベイガンである。 「セシル、カイン。陛下がお前たちに幻獣討伐の命を下された。 明朝、ミストの村までこの「ボムの指輪」を運ぶんだ。わかったな。」 ベイガンは薄い布で来るんだ指輪をセシルに渡すと、早々と奥の部屋へと戻っていった。 二人は謁見の間を出た。 「ベイガンめ。また陛下に媚を売っているのか。気に入らん。」 カインが悪態をつく。 「すまない。カイン、お前まで・・・。」 肩を落とすセシル。 「いいさ。俺は後悔はしていない。 それに幻獣討伐の任を果たせば、きっと陛下もお許しになる。また、赤い翼に戻ることが出来るさ。」 セシルを見て、カインが首を横に振った。 「気にするな。明日の準備は俺に任せて、今夜はゆっくり休め。」
「さぁ、もう出てください。」 残った近衛兵達がセシルとカインの前に立つ。 その表情には二人に対する哀れみの感情などはなく、淡々としたものだった。 突然、奥の扉が開く。 出てきたのは近衛兵人のリーダー、ベイガンである。 「セシル、カイン。陛下がお前たちに幻獣討伐の命を下された。 明朝、ミストの村までこの「ボムの指輪」を運ぶんだ。わかったな。」 ベイガンは薄い布で来るんだ指輪をセシルに渡すと、早々と奥の部屋へと戻っていった。 二人は謁見の間を出た。 「ベイガンめ。また陛下に媚を売っているのか。気に入らん。」 カインが悪態をつく。 「すまない。カイン、お前まで・・・。」 肩を落とすセシル。 「いいさ。俺は後悔はしていない。 それに幻獣討伐の任を果たせば、きっと陛下もお許しになる。また、赤い翼に戻ることが出来るさ。」 セシルを見て、カインが首を横に振った。 「気にするな。明日の準備は俺に任せて、今夜はゆっくり休め。」 -[[FINAL FANTASY IV プロローグ5]]

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