第1章 SeeD-21

「第1章 SeeD-21」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

第1章 SeeD-21」(2007/12/12 (水) 04:50:05) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

ピリリリリリリーッ! 突如、ホイッスルの音が鋭く響き渡った。 「SeeD認定試験を受けるものは集合、整列せよ」 ヤマザキ先生だ。 言に従い、俺たちは班ごとに隊列をなして、次の言葉を待つ。 「試験を行うにあたり、学園長から諸君に訓示がある。学園長、どうぞ」 ヤマザキ先生の言葉を受けて、学園長が演台に立った。 全員が敬礼で迎える。 にこやかな顔のまま返礼する学園長。 シド・クレイマー、バラムガーデンの学園長。 SeeDとはガーデンが世界に誇る傭兵のコードネームだが、SeeDno理念を提唱し、 その理念に基づきガーデンを設立したのも彼だ。 ガーデン。その入学資格は5才から。 年齢や能力に応じて3つの段階が設けられている。 5~10才を「年少クラス」とし、まずは基礎学力・一般教養の習得を目指す。 11~15才までが「訓練生」で、従来のカリキュラムに加え、戦闘訓練や戦史、戦術などの 研究も行うようになる。 15才以上は「Seed候補生」として、より実践的な訓練を受ける。 訓練をこなし、与えられた試験・課題をすべてクリアした者は晴れてSeeDとなり、 傭兵として各地に派遣されることになるのだ。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示:
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。