FF9 アレクサンドリア城下町にて#2

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「オマエがな、チケットニセモノだって言われてたとき、オレ様は 芝居を見るためのスーパー、そしてグレート、なおかつとびっきり デンジャラスな作戦を思いついていたのだ!! ……オマエ今 どんな作戦か知りたくてしょうがないって感じだろ?」 「………。」トンガリ帽子の男の子は応えない。 「言っとくけど、選択肢は一つだからな。」 「……はい。」トンガリ帽子の男の子は、しぶしぶ応えた。 「本当に?どうしても知りたい?どうしても?」 「はい。」 「……まあ、歩きながら話すのもアレだからあそこの尖塔のほうに 行ってから話そうか」 「はい……。」トンガリ帽子の男の子はもはや半泣きだった。 アレクサンドリアの城下町には、立派な鐘が備え付けられた尖塔がある。 しかし、今はもう誰もその鐘を撞くことはなく、また、人目に つかない所にあるので、今ではすっかり子供の遊び場、……そして、 ある生物の住処になっているのだ。 「誰かいるのクポ?」尖塔の影から顔を出したのは、白く丸っこい体に 小さな羽根、そして頭の赤いポンポンがチャームポイントの “モーグリ”という生物だ。 「モ、モーグリだ」トンガリ帽子の男の子がつぶやいた。 「おう、紹介するぜ、オレの子分第一号のクポだ!」 そのモーグリは、ネズミの子の子分だったのだ。 「よろしくクポ~。ところで親分、お芝居はどうしたのクポ?」 「それが、あのチケットニセモンでよ、それで腹が立ったから、 同じくニセモンのチケットを掴まされたこいつと芝居をタダ見して やろうと思ってよ。それで、どうするかというとだな……。」

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