FF9 アレクサンドリア城の人々#2-1

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今より少し前のことだ。よく晴れたある日、スタイナーはいつものように アレクサンドリア城周辺のパトロールにいそしんでいた。 「異常なーし!」スタイナーは城内に帰ろうとしたとき、一つの小さな 箱を見つけた。「ムムッ、何だこれは」通路の真ん中にポツンと 置かれたその箱をスタイナーは疑いの余地もなく開けた。 するとその中にはモンスター!!………が思いっきりマヌケになったような 人形が飛び出してきた。「こ、これは妖術の類でござるか!?」 スタイナーは腰を抜かして驚いた。もうその時には32才なのに、だ。 「スタイナーのヤツ、ビックリ箱なんかに引っかかってるぜ!!」 「アホもここまで来ると、奇跡ね!」「本当、素晴らしいなアイツは」 箱を仕掛けたらしき子供たちが、褒め称えているのかけなしているのか よくわからない批評を口にしていると、スタイナーが血相を変えて 子供たちに近づいてきた。 「こらあっ!お前たちか!こんなのを仕掛けたのは!!」 子供たちはすっかりからかい慣れていて、びびる様子もない。 「なによ、ひっかかったアンタが悪いんでしょ」 「子供相手に本気になるなよ、スタイナー!」そして、次の言葉が スタイナーの理性にトドメを刺した。 「隊長のオマエがそんなんだからプルート隊もうだつが上がんねえんだよ」 するとスタイナー、剣を鞘から抜き出し正面に構え………。 「うわああああ~~ん!!」と泣きながら剣を無茶苦茶に振り回した! 繰り返しになるが、彼はその時には32才である。文字になっているから 笑い事で済ませられるが、32の無骨なオッサンが

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