FF9 君の小鳥になりたいの#2

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舞台の暗転が終わると、舞台右端からジタン、ブランク、シナが現れた。 彼らはコーネリア姫の恋人、マーカスの友でレア王に恨みを持つものが 集まった、言わば同志の役柄だ。まずはブランク、 「父を殺され!母を殺され!そして恋人と引き離されたマーカスよ!」 と先陣を切った。一流の役者と比べると多少見劣りはするものの、 持ち前の熱さとノリでなかなか様になっている。続いてシナ、 「おお、斯くも不仕合わせなマーカスよ!これからお前は何を希望に 生きてゆけば、よいのだ!」普段の口癖を封印しているためか、 ちょっとぎこちない。そして二人を率いるようにジタン、 「こうなれば我が友のため!憎きレア王の胸に烈火の剣を突き刺して やろうではないか!」もともと要領がよく、なんでもこなすジタンは 三人の中では抜群に上手かった。そして最後に全員で「オォーッ!!」と 掛け声を上げながら、マーカス、レア王の待つ舞台中央へと駆けていった。 一方、舞台中央ではマーカスが「憎きレア王、俺から全てを奪ったレア王! 貴様がそれを償えないと言うのならば、例え明日処刑されようとも俺は今日、 貴様の命を奪う!!」と、熱のこもった演技を見せていた。 マーカスといえば、舞台に立つために生まれたような男である。 普段は大人しく控えめな態度を取っているが、一度舞台に立つと その態度がガラリと変わり、その存在感が強烈な炎のように煌々と輝く。 後にマーカスはこう語る。「俺はタンタラスで舞台に立つ前、ずっと自分の 居場所を探してたんです。しかし、舞台に立った瞬間、確信しました。“ああ、 俺の居場所は、ここにあったんだ”ってね。だから、俺の原点は タンタラスなんです。」ちょっと生意気であった。

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