序章 勇者の誕生4 予言

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地震は少し止んだ様だ。 俺は一息つこうと道具袋からポーションを一瓶取出し飲み干した。 ポーション・・・これが有れば飢えも渇きも解消できる、つまり体力回復ができる旅の必需品だ。 俺は道具袋からもう一瓶取出し子供に勧めた。 「いいの?」 「遠慮すんな、飲め。」 俺は老人の方に駆け寄った。 「爺さんも飲むか?」 「いや、いらん。ところで若いの、あの塔が見えるか?」 俺は老人が指差した方をみた。 「あれは・・・」 「あれがこの災いの源、闇王ダークキングの住まう塔・・・フォーカスタワー。」 俺は息を呑んだ。目に映ったのは果てしなく高き塔だった。 「古の戦いで封印したが・・・奴め、クリスタルの力を奪って復活しようとしておる。」 「村を沈めたのはそいつか!」 「左様、奴が蘇る時封印されていた災いが世界に降り注ぐのじゃ。・・・このままでは奴は完全に蘇り・・・世界は滅ぶ・・・」 「一体どうすりゃいいんだ・・・」 「わしはダークキングを再び封印する勇者を探しておったが・・・お主にその素質がありそうじゃ!」 「俺に?おい爺さん、冗談は顔だけに・・・」 しとけよと俺が言おうした時さっき助けた子供の悲鳴が聞こえた。 俺は慌てて振り返りそして血の気が引いたような気がした。 視線の先には牛型の魔物がいたのだ。

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