第1章 SeeD-26

「第1章 SeeD-26」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

第1章 SeeD-26」(2007/12/13 (木) 01:01:34) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

上陸艇の船室に腰をおろすのと同時に、シュウが姿を現した。 シュウは女性SeeD。キスティス先生やサイファーと同じく18歳。 古今の戦士軍略に通じた才媛だ。戦闘そのものはあまり得意ではないようだが、 卓越した戦術眼と臨機応変な用兵は、他者の追随を許さない。 兵站や補給などの後方任務にも抜群の才を発揮し、「SeeD参謀にシュウあり」 という評価には、揺るぎがない。 同年齢のキスティス先生とは仲がよく、しきりに教員になるように勧められているが、 本人は現在の「SeeD参謀」という立場がお気に入りらしく、そのつもりはないようだ。 「今回の任務については、こちらのシュウから説明してもらいます」 キスティス先生が言った。 「よろしくお願いします」 俺とゼルは立ち上がって敬礼した。サイファーだけはベンチに踏ん反りかえったままだ。 「サイファー、何度目?」 シュウがうんざりしたような口調で言った。 「フン、俺は試験が好きなんだよ」 「まったく、戦闘能力だけなら、キミに勝てるSeeDだって、そうはいないのに」 「何だよ、説教しに来たのかよ」 「わかったわ・・・では、任務の説明に入る」 サイファーを相手にするのを諦めて、シュウは本題に入った。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示:
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。