第1章 SeeD-35

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「む、これは・・・」 「敵襲か!」 二人のガ兵は驚きの声を上げた。 俺は彼らの階級章を見た。少佐と大尉、大物だ。 少佐は長剣、大尉はメタルナックルを、それぞれ携えている。 「貴様らの仕業か!」 大尉が一歩前に出て、少佐をかばう様にして言った。 「貴様らじゃねぇ、俺様ひとりだ!」 サイファーが負けじと声を張り上げる。 「次はお前らの番だ、覚悟しな」 サイファーがガンブレードを身構えた。 「ほう」 サイファーの構えに感嘆の声を上げたのは、後ろにいる少佐のほうだった。 「少しは出来るらしい。ならば、私が相手しよう」 「ビッグス少佐!」 「構わん、ウェッジ大尉。私は軍人である前に、武人なのだ」 「・・・判りました」 ウェッジ大尉はバトルの邪魔にならぬよう、後方へ退いた。 「面白ぇ。ようやくホネのある奴に出会えたってわけか」 サイファーがほくそ笑む。そして俺たちのほうを振り向いて言った。 「いいかお前ら、こいつぁサシの勝負だ。手出しすんじゃねぇぞ」 ・・・やれやれだ。こうなっては、誰もサイファーを止められない。 俺たちは仕方なしに、後ろへと退いた。 「私としては、まとめてお相手しても構わないのだが?」 長剣を青眼に構えながら、余裕の表情でビッグス少佐が言った。

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