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再び洞窟の中。さっきの場所からたいして離れてないところに次のフロアへの通路があった。
3人は疲れていたのか無言で歩くだけになっている。
しかし飛び込んできた風景がさっきまでのとは違う事にすぐ気付いた。
「…ここは一体?」
レナが久々に声を出す。さっきの『外に出られるかも』と言う希望と『周りは海で行き止まり』と言う現実。
期待しすぎると裏切られた時につらい。レナはそう感じてた。
「(…じゃあ、お父様が生きているという事も?)」
「(…いや、それは大丈夫のはずでしょう?)」
「(…でも、もしそうじゃなかったら…)」
自問自答。『生きている』と確信してるのに何故こんなマイナスなことばかり考えてしまうのだろう。
―――――――――疲れているから。先が見えないから。風が止まりかけているから。―――――――――
「(全てが夢ならいいのに…)」
レナはついこの前まであった『いつもの日常』が愛しい。