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「その……魔物になっているのを直接この目で見ましたから……」
嘘はつけないだろう。それにつく理由が全くない。彼女にとってこの二人は長らくの
不安を打ち消すために現れた救世主のようにすら見えたからだ。
「よし、そうと分かったなら急ごうか!」
「ええ、早くしませんとセシルさんが……」
「え! ちょっと!?」
またもや、新たな疑問がわく。
「セシルさんって……今此処に来ているんですか?」
「え……あんちゃんの事しってのか!」
その事にパロムは驚いたようであった。
「それならば私も連れて行ってもらえますか……」
合ってどうするのだ? 彼は自分の事など知らない。そういう間柄のはずなのに……
「どうする?」
「訳ありのようですわね……一緒にいきましょう」
そして答えが了承であった。
「はい!」
だが、今此処にセシルがいるなら猛烈に合いたい。そう思った。それだけであった。