五節 忠誠と野心28


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その為、彼自身の処刑は行われなかった。
しかし、脱獄者を放って事は当然されなかった。
そこで……用意されたのがこの特殊監獄であった。
通常の監獄は一つの牢を沢山の人間を閉じこめるのに使われる。しかし、この特殊牢はただ一人の人間を
閉じこめておくのに使用される。
部屋は普通の牢よりも格段に狭く、身動きをとるのがやっとといった感じであった。
造りも粗末なものであった。
「再びこの牢を使うとはな……やはり王は変わってしまった」
この牢の存在は昔から知っていた。しかし、今の王はこの牢獄を嫌い、使用する事はなかった。
おそらくは元代の王の時代、初めて使用されたのだろう。
そして、このような場所に閉じこめられていてはさすがのシドも日に日に衰弱を感じるようになっていた。
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