三節 光を求めて32


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「ええい!」
セシルは剣を抜き、あの独特の構えに入る。数瞬後に、その刃を闇色の光が包み、そして放たれた。
一発。顔を狙ったが、硬い皮膚に弾かれてダメージは与えられない。
二発。頭は効かないと見て腕を狙うも、やはり効果は無い。
三発。今度は少し離れた所からリディアが魔法で援護してくれ、
そちらに気を取られている隙に左腕を付け根から斬り落とした。
その痛みに怒声を上げ、体を苦しげによじるアントリオン。
だが、魔物の痛みはすぐに怒りに変わり、残った右腕を一閃して鎧を着たセシルを軽々と弾き飛ばす。
「セシル!」
宙を舞うセシルをギルバートが受け止めるような格好になり、二人はもんどりうって砂の大地に倒れる。
「だ、大丈夫?」リディアが駆け寄り、ケアルで応急処置を施す。
「ああ、なんとか…」頭を押さえ、セシル。
そこへアントリオンがザクザクと不気味に足音を響かせながら詰め寄ってくる。
その動作が以外に速く、すぐに攻撃の射程に入ってしまう。

鋏が3人の首めがけて繰り出されるその瞬間、3人の姿はそこから消えた。
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