エブラーナ7


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「その程度か――」
助けに行くといいつつ、中々その機会を見いだせずにいる。新しく響く声が一つ。
新たな人物がこの場所に現れたわけではない。先程からエブラーナの忍の攻撃を無言であしらい
続けていた対戦相手が声を上げたのだ。
「エブラーナ王直伝の技を受け継ぐ者だと聞いて期待したが……まるで話にならんな」
「ん――だと!」
相手の露骨な挑発の言葉にエブラーナの忍者も太刀をとめて怒りを口にする。
「やはりな……この程度で気を散らすなど未熟者の証拠――」
「何をぉ――!!」
感情の揺れの激しいエブラーナ忍者に比べ、相手はどこまでも冷静だ。
男が二つの太刀で相手へと斬りかかる。よけられたと思えば今度は相手の回避場所へと炎の弾速を飛ばす。
炎が対戦相手へとぶつかり爆発を上げる。
「やった!」
男が感嘆の声をあげる。しかし、それで終わりではないことは当事者以外の誰の目から見てもあきらか
であった。
「ふ、なんだこの哀れな忍術は……」
爆煙の中から相手が姿を現す。その手には炎が宿っていた。
「てめぇ……受け止めやがったのか!!」
相手の宿す炎が明りとなってその姿がセシル達にも見えてくる。
斑模様の紅色のマントを羽織った背の高い男――先程の一撃をそのマントで受け止めたようであった。
「我のマントは炎を受け止める――」
「あいつはルビカンテか!」
見知った姿なのかカインが声を上げる。
「四天王最後の男ルビカンテ――その実力は四天王最強でもある――」
「これで最後にしようかエドワード・ジェラルダイン!!!」

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