絆7


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相当な覚悟をしたつもりであったのだろうが。やはり、エッジも相当心にきていたようだ。
「くそっ! くっそっ! くっそ!」
「許してくれっ!」
「お袋、親父っ!!!」
謝罪の言葉を繰り返しくないを振り下ろすエッジ。それを見守る四人。
その光景がしばらくの間続いた。
「エ……ッジ」
突如、王の声がした。それは今の王の様な悪めいたものではなく、どこか優しげのあるものだ。
「親父!? 元に戻ったのか!?」
「エッジよ……」
「親父! すまねえ!!」
「いいのだ……エッジ。よく聞け、我々はもう人ではない。生きてはいけない存在なのだ……」
「そん……な……」
「ごめんなさいエッジ……」
「お袋!!」
今度は王妃の方が口を開く。
「ごめんなさいねエッジ。あなたに残すものがなくて……」
「そんな事ないさ!? お袋!!」
エッジが口を開く。
「エブラーナ国はまだ滅んじゃいない。爺やガキ共もまだ沢山生き残っている。今は無理でもいつか必ず復興するんだよ!!
それより俺の方こそっ! 我がまま言って王位を継がずに……」
「もういいんだ」
王が父親としての言葉で遮る。
「この意識のあるうちに我々はここを去らねばならん……後を頼んだぞエッジ」
「でももう大丈夫かしら」
「いやだっ! お袋、親父!! そんなの嫌だ!!」
「エッジよ。この身体から魂を開放してくれ!!」
「止めを刺して」
「嫌だよ。俺には出来ない!!」
断固とした様子で拒否をするエッジ。
「お願い」
「頼む」
「嫌だ嫌だ嫌だ嫌だーーー」
既に目を閉じていた。だが手を止めない。
「そう……それでいい」
「おやし!!! おふくろ!!!!」

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