明かされる想い 目覚める力11


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「皆はどう思ってるの?」
クルーヤが自分の父親であった。それは自分が月の民と青き星の人間の間で生まれたという事を意味している。
勿論、驚きはしたのだがそれ以上に気になったのは仲間達の反応だ。
「セシル」
ローザが静かに口を開く。
「セシル……バロンの赤い翼のセシル……暗黒騎士であったセシル。試練を乗り越えて力を手に入れたセシル。そして青き星と月
二つの異なる者達との間で生まれた者。そのどれもがセシルだわ」
「ローザ……」
「私は……私の好きなのは今目の前にいるセシルだけだわ、例えどんな事があろうとそれは変わらない。
「そうだぜ!」
今度はエッジだ。
「確かに月の民の事はまだ完全には受けれたわけじゃない。どうにも好きになれない連中だってのもある。だがな……だからってセシル
が悪い訳じゃない。お前はお前だぜ!」
「うん」
リディアがゆっくりと首肯する。
「私はも何があっても嫌いにだけはならないよ。セシル!」
「みんな……ありがとう」
仲間達から送られた言葉一つ一つを噛みしめ、皆に感謝の言葉を一つ。
「そうこなくっちゃな! それより急ごうぜ! 早くバブイルの巨人を止めなければ!」
「良い仲間を持ったな、セシル」
先を急ぐ三人を尻目にフースーヤがごちる。
「はい」
「我ら月の民もお前達のように信じあい、互いを少しでも譲り合えたなら行く末は変わっていたかもしれんな」
「そういってもらえると嬉しいです。青き星の民としても月の民としても……」

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