地上を救う者達5


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巨人破壊の突破口は内部への潜入へと決まった。
しかし、フースーヤ言うとおり、言葉で表すことと作戦を実行する事には大きな差異が存在した。
なにせ相手は一つの星を滅ぼすほどの兵器なのだ。並はずれた巨体はただ足を使って歩いたり、拳を突き動かす
だけが脳の相手であるわけがない。
「奴にはいくつもの武装が用意されている」
言い終わらぬうちに操縦機器に備え付けられたキーボードを操作するフースーヤ。
すぐさま外を映しこんでいたディスプレイの画面が切り替わる。
「外部カメラOFF――内部データ呼び出し……バブイルの巨人」
そこにいる誰とでもない声。おそらくはこの船に録音された自動音声と共に巨人の立体映像が映し出される。
「奴の武装――両腕に備え付けられた拡散レーザ、手甲の実弾型巨大砲。頭部につけられた大型ビームレーザ。
そして近づく者を追い払う小型機銃が体中に備え付けられている」
次々と画面に映し出される文字列を丁寧に説明するフースーヤ。
「それで、特に警戒するのはどれだい?」
いまいち説明を飲み込めないセシル達は少しでも理解できるようにと噛み砕いた説明を要求する。
「この月面船の装甲なら多少の機銃掃射なら耐えることができるだろう。クルーヤが月でとれる特殊鉱石を用いて補強されたこの
船ならばな――」
まだ何か問題を残している発言であった。
「だが、他のレーザー群の攻撃はそう何度も耐えられるものではあるまい。特に大型ビームの方は喰らったらひとたまりもない」
「だったらどうするんだよ?」
エッジが焦ったように訪ねる。
「うむ。最悪何度かのダメージは覚悟せねば。ビームを回避するのはこの月面船の大きさでは中々難しいものがある」
「状況は厳しいな……」
今のままでは近づく前にやられてしまう可能性が高い。説明を聞く限りでセシルはそう判断した。
やはり何か作戦を練り直すべきであろうか?

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