DQ8-1 プロローグ1


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トロデーン王国。
北東の大陸のほぼ全てを領し、トラペッタ、リーザス、ポルトリンクなどの街や、
南部にある砂漠地帯を含む、広大かつ強大な王国だ。
俺の名はエイト。
王国近衛軍の末端に籍を置いている。
王国に事あらば、王の直轄軍として戦場を駆け巡る身だが、この平和なご時世、
やることといえば王都トロデーン城の哨戒や王族の身辺警護くらいのものだ。
「近衛兵エイト、どこかっ?」
遠くで俺を呼ぶ声がする。まずい、鬼軍曹だ。
「星の数より飯の数」と言われる軍隊にあっては、軍属30年という経歴は圧倒的な存在感を持つ。
貴族出身のエリート中隊長ですら一目置く存在だ。
「エイト、参上しましたっ。哨戒任務、異常ありません!」
全速で駆け寄って、敬礼しつつ声高に報告する。
もちろん息も切らさない。
たとえ苦しくとも、近衛兵たるもの顔に出してはいかん。鬼軍曹の鉄壁の教えだ。
「報告よし!」
返礼する軍曹。
「近衛兵エイト、現時刻を以って哨戒任務を解く。
兵団長どのがお呼びだ、急行せよっ、駆け足!」
「はっ!」
良かった、お叱りじゃなかった・・・しかし兵団長が俺を呼ぶとは、
また例の件だろうか?
兵団長の元へと駆けながら、俺は少し面倒な気分だった。

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