DQ8-3 プロローグ3


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「またですか。今度はいったい何なんです?」
更にくだけた口調で問いかける。これも親代わりの兵団長への孝行なのだ。
子のいない兵団長には、親として振舞いたくともその機会がない。
が、俺と接する時だけは、親子を疑似体験できる。
父親として俺と接することが嬉しいのだ。それゆえの人払いなのだ。
「ああ、『なんだか胸騒ぎがする、エイトをこれへ』との仰せだ」
「そんな、俺はもう城の小間使いではないんですよ」
親孝行のつもりで、俺はさらに甘えてみせた。
兵士の返答には「はい」と「いいえ」の二つだけ、これも鬼軍曹鉄壁の教えだ。
上官、しかも兵団長に三等兵が口応えするなんて、軍曹どのが知ったら、
最低でも地獄のレンジャー特訓7日間は難くない。
「まあそう言うな、エイトよ」
満更でもなさそうな表情で兵団長は続ける。
「城には姫君と年の近い者が少ない。お前はその数少ない一人。
しかも幼馴染みとして、色々と目を掛けて貰って来たではないか」
・・・確かにその通りだ、俺が近衛軍に入隊できたのも、兵団長の後ろ盾とは別に、
姫君が俺を出来るだけ近くに置きたいと所望したせいでもあるからだ。

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