第1章 SeeD-10


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見えた!切望していた、わずかな隙が!
イフリートの顕わになった喉元めがけ、俺は体ごとぶつかって行った。
狙いは誤たず、ガンブレードは深々と突き刺さる。
ウゴォォォォォォッ
悲鳴とも咆哮ともつかぬ叫びを発しながら、イフリートは地響きを立てて倒れた。
イフリートの体を成していたものが、火柱に逆戻りしていく。
『人間ヨ、ソノ力、確カニ見届ケタ。以後、我ガ力ヲ貸ソウ』
言い終わると同時に、火柱は消えてなくなった。

「スコール、見事だったわ」
額の汗をぬぐいながら、キスティス先生が言う。
「やっぱりあなたは別格よ。強すぎるわ。
あなたが”10分”って言った時には、なんて無謀な事をと思ってたんだけど、
まったくの杞憂だったわね」
無謀か・・・その通りかも知れない。
少なくとも、イフリートの力を甘く見ていたのは事実だ。
事前に彼我戦力を正確に把握していたとしたら、10分という選択はなかっただろう。
今後の戒めとしよう。
「さあ、戻りましょう。最短記録、樹立しなくちゃね」
キスティス先生の言葉に頷き返し、俺は入口に向かって駆け出した。
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