第1章 SeeD-13


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一階のホールに付いた俺は空いているベンチに腰掛け時間が来るのを待った。
来たばかりの頃にはまだ殆ど人がいなかったが、それから数十分程の時間を待つことなく、
ホールには試験を受けるであろう生徒とその見送りと思われるであろう人物でごった返していた。
見送りにくる者は後輩であったり、SEEDの先輩であったり、仲の良い同級生であったりと様々ではあった。
しかし、交わす言葉はほぼ同一のものであった。
とてもじゃないが、これからまがりなりにも戦場という場に赴く者の会話とは思えなかった。
だが、それも仕方のない事なのかもしれない。
繰り返すが、先述の事件以降、実地試験におけるガーデン生徒の犠牲者はゼロであった。
それが、生徒達から恐怖心――もしかすると死ぬのではないかと言う恐れを完璧に打ち消してしまっ
ていたのかもしれない。
そもそも実地試験という名目がついてはいるが、内容は後方支援。
要は戦場という場所の空気を体感してこいという程である。
それにバラムガーデンにはGFのジャンクションを許可してある。
これはガーデンの中でもバラムだけの特徴である。
ジャンクション――GFと呼ばれる異境の生物の力を体に宿した者は常人では考えられないような力を
発揮することができる。
これさえあれば多少の危険はものとせず退ける事ができる。少なくともガルバディアの一般兵と戦う事は
容易い。
だが、その代償として記憶に障害がでたりする等と言う症例が見受けられると提唱する者もいるが、
詳しくは定かにされていない。
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