一節 新たなる旅立ち6


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「ローザ、バロンは……いや赤い翼は次は何処のクリスタルを?」
「え?」
予想外の問いにローザは思わず声を上げる。
「もうバロンには帰れない。ならば赤い翼が次にねらおうとしてるクリスタルを守らなければ」
「ダムシアンのクリスタルを手に入れたとなるとおそらく次はファブールだろう」
ギルバートが横から口を挟む。
「こうしてはおけない、ファブールへ。ゴホゴホッ!」
突然ローザが立ち上がろうとして咳き込む。
「ローザ、無理をするな。ファブールは僕らが行く」
「でもファブールへ行くボブス山を通らなければならないな」
ギルバートが言う。
「なにか問題があるのか?」
セシルが訪ねる。
「ボブス山の入り口は、厚い氷で覆われている。それを何とかしなければ」
「そうか」
「その氷を黒魔法で退かせばどう? リディア、あなたファイアは使える?」
ローザはリディアの方に向き直り訪ねる。
「! ……ううん、つかえない……」
そのまま黙り込んだ。
「召喚士のあなたが魔法の初歩ともいえるファイアを使えないはずは……うッ……ゴホッ!」
「ローザ! やはり君は待ってなきゃだめだ!」
またもや咳き込むローザを見て、強い口調でセシルは言う。
「私なら大丈夫。それに私は白魔導士。足手まといにはならないはずよ……」
「…………」
「セシル……ローザは君と一緒に居たいんだよ」
「……分かったローザ……一緒に行こう」
セシルはしばらく考え込んでそう言った。
「もう夜だ……とにかく、今夜はゆっくりお休み」
「セシル……分かったわ」
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