「はじまるよ②」


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彼は走り出す。上手く走れない。崩れた建物の破片が自分の走路を邪魔している。軽い苛立ちさえ覚えていた。
そんな事を繰り返していると目の前の男に目が移った。「あっ!」ティーダは思わず声を漏らした。ティーダはその男が何者であるかを知っていた。ここ10年の間ティーダの後見を努めてきた男だったからだ。
年はいくつだろうか…40前半…いや30後半。白髪が混じった黒髪。サングラスが黒く光っている。
赤い服の下に隠された身体は服の上からでも立派な肉体である事がわかる。腰には酒瓶を提げて…右手には嫌でも目に入るような大剣を持っていた。
「アーロン!!」ティーダはその男の名前を叫んだ。その男-アーロンはこの非常事態を予期していたのだろうか、妙に落ち着きを払っていた。
そんな彼の様子にティーダが声を荒げて言う。「なにボサッとしてんだよ!!」
その言葉にアーロンはこう切り替えした。
「お前を待っていた」
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