ff6 - 43 figaro


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チョコボたちを三人で待っていると、ティナはロックが右腕に怪我をしていることに気づいた。
「ロック、その傷…。」
「うん?あぁこれか、ポーションでも使えば治るさ。心配するな。」
「ちょっとジッとしてて…。」「ティナ?」
ティナは、傷口に両手をあてがい、静かに瞳を閉じ精神を集中させた。
淡い緑の光が傷口をみるみる回復させていく。
ティナが瞳を開くころには、ロックの右腕は完治していた。
「おっ!治ったぜ!すげーよ、ティナ!!ん、どうしたエドガー?」
「ロ、ロック君!ちょっと!ちょ~っとこっちに来てくれたまえ!」
一部始終を見ていたエドガーがロックを呼び出し、ロックの右腕を触り始めた。
「な、何だよ!気持ちわりーな!」
「ほ、ほんとに治ってる!?」「だから、これがティナの凄い能力なんだろ。」
「何が凄い能力だよ!!これは魔法だよ!ま・ほ・う!!」
「へぇ~!ティナの能力って魔法だったんだ!
魔法ねぇ~、えっ魔法?ま、ま、ま、ま、まほう~~~!!!あれが魔法!!」
二人の密談が気になったティナが様子を見に来た。
「あの~、チョコボたちが帰ってきたんですけど…。」
「う、うむ。そうか、そうだなぁ。あの~ちょっといいかなティナ。
さっきのって、な、なんなのかなあ…?」
「あ、あの…。さっきのは『ケアル』っていって…。」
ロックが割って入った。
「いいんだ!謝るのはこっちの方だ、あんなに驚いたりして…!」
「ほんと、ほんと!魔法なんて初めて見たんで、つい、驚いてしまった。
…君はいったい…?」
「………。」
私は一体何者なのか?自分でも分からない。掴めない。
「でも私は、この旅が君を見つけることになると信じているよ。」
「そうだよ、エドガー!ティナは魔法が使える。俺達は使えない。
それだけのことさ。そして、ティナの魔法は今、必要なんだ!」
ロックもエドガーも、本気で私のことを思ってくれている。
信じてくれている。
帝国では、自分はただの兵器としての存在価値しかなかった。
その兵器の存在価値も魔導の力によるもので、私自身の価値はなかった。
今眼前にいる彼らは違う。これが『嬉しい』って感情なのかな…。
「ありがとう!ロック、エドガー!」

チョコボにのり、サウスフィガロの洞窟を目指す一行を、見つめる一人の男がいた。
「ヒーーー!くっそー!このかりは必ず返しますよ!」
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