第1章 SeeD-42


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ゼルに対し、徒手格闘でここまで優位に立つ者がいようとは・・・正直、俺は愕然とした。
ウェッジの言う通り、力の差は明らかだ。このままではゼルに勝ち目はない。
ゼルは嫌がるだろうが、ここはサポートに入るしかない。
俺がそう決心したとき、ゼルの口から意外な言葉が漏れた。
「ふ、嬉しいぜ。アンタ本物だ」
口元に笑みを浮かべつつ、ゼルはさらに言う。
「ようやく本気でバトルできる相手に巡り合えたぜ」
「ゼルとやら、虚勢を張るな。力の差、貴様には既に分かっていよう」
ウェッジの言う通りだ、ゼル。この相手にハッタリなど通用しない。
「虚勢かどうか、かかって来なよ」
笑みを浮かべたまま、ゼルが挑発する。
「戯れ言を・・・ならば、参る!」
ウェッジが始めて攻撃を仕掛けた。ゼルのお株を奪うかの様な、左右の四連打だ。
ガガガガッ!
拳と拳のぶつかり合う音が再度、周囲に響き渡った。
先程ウェッジがして見せた様に、ゼルは相手の四連打を同じく四連打で迎え撃っていたのだ。
「なるほど・・・私にできる事は貴様にもできる。そう言いたいのだな」
「そいつはちょっと違うぜ。アンタの拳、よく見てみな」
「拳だと・・・」
ウェッジのメタルナックル、そこには無数の亀裂が・・・と、見る間にメタルナックルは砕け散った。
「む!」
「破壊力なら、俺の方が上ってこった」
ゼルは得意げに鼻をうごめかせた。
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