第1章 SeeD-30


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持ち場である中央広場に向けて、俺たち三人は大通りの石畳を走り続けた。
途中で何度か、5~10人規模のガ軍小隊に出くわしたが、走る速度を落とすことなく、
目の前の障害物を脇にどけるような感じで、次々に撃破してきた。
ヌルい。ガーデンでの戦闘訓練とは比較にもならない。
SeeD。ガーデンが世界に誇る、傭兵のコードネーム・・・
俺はSeeDが世界各地で引く手あまたである理由の一端を知ったような気がした。

走り続けて30分ほど経っただろうか、俺たちはだしぬけに開けた空間に飛び出した。
頭の中のドール市街図と照合する。間違いない、ここが中央広場だ。
そこには一個大隊、少なく見積もっても100人を超すガ兵がいた。
「なんだ、コイツら?」「敵か?」「まさか、たった三人で、どうやって」
ガ兵のつぶやきが聞こえてくる。突然の闖入者に驚きを隠せない様子だ。
広場へ至る道の要所要所に伏兵を配置したことで慢心し、敵がここまでやって来ることは
想定してなかったに違いない。
(行くぜ)
俺たち三人は目顔でうなづき合うと、敵陣めがけて一気に突入した。
「うわっ、来たぞ」「マジかよ、こいつら」「狂ってやがる」
中央広場は、一瞬のうちに大混乱に陥った。
ガ軍は指揮系統を完全に失っている。戦局はこちらが圧倒的に有利だ。
人数では劣っているものの、個人の能力では、俺たちの方が明らかに上。
同士討ちを懸念することなく、俺たちは力任せに武器を振り回すだけでいい。

10分ほど大暴れしたのち、俺たちは中央広場を完全に制圧した。
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