FF5 16 海賊


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「どうやら、海賊のアジトみたいだな…」
チラチラ中の様子を窺いながらバッツが確信を持った瞳で言う。
如何にも『海賊です!』と言わんばかりのベタな風貌。しかし、見張り番は居眠りをしている。
「…なんか、緊張感無い海賊じゃの…」
ガラフは若干拍子抜けと言った様子だ。

「そうか、あの船は海賊船だったんだ」
再び確信を持つバッツ。
「そう言えばこっちに向かってたなぁ」

「乗せてもらえないかしら?」
いきなりレナの大胆発言。バッツとガラフは文字通り目を丸くしてレナを見る。
「いや、相手は海賊だぜ…いくらなんでもそれは…」
バッツはレナの案を当然却下する。『海賊』である。見つかったら何されるかわからない。
命の保障も、もちろん無い。バッツはとんでもない所に来ちまった、と内心ちょっと焦る。
「ならば、こっそりいただくとするか!」
「ぇええっ!」
レナ以上に大胆な案を出すガラフ。
思わず大き目の声を上げてしまい見張り番が起きてしまうんじゃないかと冷や汗たらたらだ。
しかし、見張り番は起きてない。
「(…ふー、よかったぁ~)」
一安心のバッツ。
「…じいさん、意外と大胆だな」
すぐに平静を取り戻してガラフに冷静なツッコミを入れる。そして、もちろん当然却下。
「しかし、先へ進むにはその方法しか無いぞ?」
ガラフが悪戯っぽくニヤリと笑う。
「(ああ、この顔さっきも見たな…)」
バッツはガラフの何処か飄々とした性格に振り回され、力なく笑うしか無かった。
レナもそんな2人のやりとりを見てクスリと小さく笑った。
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