FF5 37 トルナ運河


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「こ、これが運河の門か…さすがにでかいなぁ」
バッツは見上げながら呆気にとられていた。
「ほら、ぼーっとしてる場合じゃないぞ。さっさと進もう」
ファリスがそう言って門の鍵穴に鍵を差し込み、ぐるりと回す。
『ゴゴゴゴゴゴゴ・・・』
重厚な音がして門がゆっくり開く。
「よし…こっからは魔物が出てくるらしいからな、気を引き締めて行こう」
「そうじゃの!」
「ええ…」

運河は如何にも人工的に作った様な形状だった。
川の両側には切り立った岩盤がかなり高い所まで続いており、圧迫感を感じさせる。
そして運河を進んで行くと、早くも魔物が現れた。
10本の足が不気味なサッカーと言う大きい烏賊と、紫色の体が不気味なオクトラーケンと言う大きい蛸だった。
「イかもタコも食うには大きすぎるんじゃないかっ!」
バッツがそう言いながら剣に手をし、すぐさまオクトラーケンを斬りつける。
ガラフは独特の構えで魔物を威嚇する。モンクは自らの体が武器なのだ。
「(…ここはわしらは大丈夫じゃろう。レナさえ気にしておけば…)」
ガラフはトゥールで得たある情報を思い出していた。
それは、この運河に出る魔物は女しか狙わないと言う事。
この4人の内女性はレナ1人だけ。つまり、あとの3人は無傷でここを通過できると踏んでいた。


「きゃあっ!」
オクトラーケンがその蠢く足でレナに襲い掛かる。しかし、威力はたいしたことがない。
「(…ふむ。やはり情報は正しいようじゃのう…)」
ガラフは心の中で確認した後、一気にオクトラーケンに襲い掛かった。
「これでも喰らうのじゃあっ!はっ!」
拳がオクトラーケンを襲う。元々体が軟らかい魔物にとって固い拳での攻撃はひとたまりもなかった。
オクトラーケンはそこら辺をのた打ち回ったあげく、息絶えた。
残るサッカーもファリスの魔法『サンダー』であっさり一蹴。海に出る魔物は雷に弱いとゾックに教わっていたからだ。

こんな感じで順調に進みながら、次々と襲い掛かるサッカーとオクトラーケンを倒してゆく一行。
しかしそんな中、ガラフの目を疑う事態が起こった。

「うわあっ!」
「(なに!?)」
そう、今までレナばかり襲っていた魔物が突然ファリスを襲いだしたのである。
「(…女しか狙わないはずじゃが…情報は間違っていた?…いや、今までわしとバッツは全く攻撃されていない…)」
ガラフは混乱する。情報は確かに正しい。しかし、ファリスが攻撃された。
あとの3人はこの情報を忘れてしまっているようだ。
「(…もしかして、ファリスは…)」
ガラフの心にあるひとつの疑惑が持ち上がっていた。
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