FF5 39 運河に封じられし魔物2


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毒々しい赤色が目に痛い大きい海老の魔物、カーラボス。
「ったくここの魔物はイカとかタコとかエビとか、そんなんばっかだな!」
バッツが忌まわしそうに吐き捨てる。もうすぐ運河を抜けられそうと言う所でこの事態だ。
かなりイライラしている。
「ロブスターにして食ってやる!うりゃぁ!」
『ガシュッ!』
カーラボスは幾分ダメージを受けたようだが、やはりその固い皮膚に守られており、防御力は高い。
そしてそのお返しだと言わんばかりに自慢の尾の先でバッツを襲う。
『ザクッ!』
「ぐあっ!」
バッツはその痛みに思わず声をあげる。しかし、この程度で倒れるほど弱くはない。しかし…
「バッツ?どうしたの?」
「…いや…しび…れて、動けな…」
そう、あの尾の先には攻撃したものを痺れさせる毒素が蓄えられているのだ。
「早くも1人脱落じゃ!ファリス!とにかくサンダーじゃ!」
「わーってるって!サンダー!」
空から雷を落とす黒魔法がサンダーだ。海に棲む魔物は水を通し易い事から雷に弱い。
『ゴロゴロゴロ…   ピシャーッ!   ドガゴッ!』
さすがにカーラボスもこの攻撃は効いてるようで足をじたばたさせている。
「よーし、手ごたえありだな」
ファリスが手ごたえを感じたその時、頭上に大きい竜巻が発生した。
「うわぁ!なんだぁっ!うわあああああああああっ!」
竜巻はたちまちファリスを飲み込んだ。

「「ファリス!」」
レナとガラフが声を揃える。
「ちぃ、足をじたばたさせてるのはこれを狙っていたからか!」
ガラフが吐き捨てながら固い拳で3、4回殴りつけた。
そのダメージで竜巻が消えファリスが甲板に叩き付けられる。
『バタッ!』
「ぐっ!」
「ケアル!」
レナはすぐさま回復の白魔法をファリスにかける。
ファリスの周辺がやわらかい光に包まれ、ファリスは何とか回復した。
「…ふぅ、さすがに危なかった。あいつ案外頭も良いな…」
「でもあいつの攻撃はこの2パターンしかないようじゃ!」
ガラフは攻撃を見切っては固い拳で殴りつけ、ファリスはサンダーでひたすら攻撃した。
「…しぶといわね」
「ああ、さすがにこっちがしんどくなってきたわい」
「もう魔力が残ってない…」
3人もなかなか倒れないカーラボスに対してだんだん疲労の色が見えてきたようだ。

「おい、俺を忘れてないか?」
「「「あっ」」」
そう、一撃喰らわせただけで麻痺したバッツである。
「やっと動けるようになったぜ…全然戦ってないからなぁ」
そう言うとおもむろに剣を握り締めカーラボスに突進していった。
「このやろーっ!ロブスターにして食ってやるって言っただろっ!」
『ガシュッ!』
バッツの渾身の一撃がカーラボスを斬りつける。
カーラボスはのた打ち回り口からは泡を吹き始めた。
「よし、今度こそ倒せたみたいじゃ。ファリス!早く船をここから出せ!」
ガラフがそういう前にファリスは舵を握っていた。船を飲み込んだ渦も次第に弱まっていき、何とかここからの脱出に成功した。
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