FF5 57 飛竜8


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宿に戻ったバッツ達はこれからの事を話しながら夕食をとっていた。
その中で、レナは一人沈黙を守っていた。
「・・・・・・・・・・・・」
その様子を訝しげに見ていたファリスが、レナに聞いた。
「なあレナ、さっきから黙ってどうしたんだよ。何か知ってることがあるなら少しでも話してくれ」
「・・・・・・・・・うん」
カチャ、とフォークを置くと、観念したように話し出した。
「あの山にはね、『飛竜草』という草が生えているの」
三人の視線がレナに集まった。
「飛竜は、傷を負ったり病気になるとその草を食べて治すの。飛竜草は飛竜にとってあらゆる
病気・怪我の特効薬なのよ。でもその代わり、飛竜の治療はその草でしか出来ない・・・」
「飛竜がその飛竜草が生えてる北の山に向かったってことは・・・」
「怪我か病気、ともかく治療が必要な状態ってことだな」
こくり、とレナが頷いた。皆の顔がわずかに曇る。
レナは、飛竜が四人も人を乗せて飛べないかもしれない、という事実を、皆の為に敢えて
隠していたのだった。
「明日は、出来るだけ早く出発しよう。飛竜草ってのがあるらしいから大丈夫だとは思うが、
早く行って看てやったほうがいいだろう」
しかし彼らにこれ以外の手立てはもはや無い。
ならば五分五分の可能性に賭けて、飛竜を探しに行くしかなかった。

その後彼らは翌日に備えてすぐにベッドに入った。
様々な疲れからか、四人の意識はすぐに夜の闇に溶けていった。
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