FF5 63 飛竜15


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巨木のような腕が疾風となって迫ってくる。その攻撃は単純で素直であり、そして残虐。
容赦のないその一撃をもろに受けることは、即ち死を意味していた。

それは拳打か、手刀か、嘗底か、それは恐らく些末な問題だろう。とにかくバッツは後ろに跳躍して袈裟から下ろされる
一撃を避ける。ソレを受けていれば、その部位の骨は間違いなく粉砕するだろう。

しかし、この化け物の勢いは止まらない。
こいつは一つの方法しか知らないのだろう。
接近して、攻撃して、殺す。
それだけのことが、如何に恐ろしく合理的であるのか、バッツは今身を持って思い知っていた。

だが相手に隙がないわけではない、これほどの大振りだ。
左のストレート、さらに後退したが、その長い腕がバッツの胸に叩き込まれ、景色が倍速で遠のいて行った。
ミシッ、という自らの骨が軋む音を聞きながら、なんとか倒れずに地に足を着く。
後ろに下がりながらだったので威力は半分にも満たなかったが、それでも侮れるダメージではない。
「うっ、くそ・・・!」
バッツに相手の隙は見えているし、体術で劣るとも思わない。しかし圧倒的な身体能力の差がそこにはあった。
(1対1の勝負じゃ、勝ち目はない!)

二人の距離は3.5メートル、フォルツァならば1拍で詰める距離だ。
そして、今まさにそうしてバッツの息の根を今度こそ止めてみせよう、というその瞬間、フォルツァの
背後に青い光が輝いた。

「ブリザドッ!!」
レナがフォルツァに向けて突きつけているロッドの宝玉から青白い冷気の光が迸る・・・!
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