第1章 SeeD-64


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この訓練施設はガーデン内で唯一の常時開放された場所である。
それは当然ながら、日夜、Seedを目指す者達が何時でも、己の鍛錬を出来るように
という理由であり、決して仲間とのお喋り空間の提供では無い。
当然ながら、後者の目的の者は前者の理由を充分に察しているので、それを分かった
上で、皆々危険をかいくぐり、「秘密の場所」とへと行くのである。
それなのに……まさか、魔物に襲われる者がいるとはな――訓練が目的の者ならば
第一助けを求めたりはしないだろう。
つまりは、この声の主は訓練以外のその他の「用事」でここを訪れ、充分な対処を
欠いてしまってこのような結果へと見舞われた事となる。
「…………」
別段、糾弾する事ではないのだろう。今までも良くあったらしい。
誰かに助けを求めるという事は自分がこの時間に此処にいる。つまりは、
規約違反をしてまでの夜更かしをしていたという事は他の誰かに教えてしまう
事である。
過去にもこのような事で助けを呼び込み、自らの違法行為に対し、教官や教員から
厳罰を与えられた者も少なからず存在する。
無視しても良かったのだが、寝覚めも悪いだろう。俺は歩く幅を少しづつ速める。
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