FF7AC The strange children12


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狂気的な笑みをたたえたカダージュの手には、刃が2枚ある丈が短めの刀が握られている。
――くそっ!
クラウドはまたも毒づき、次に2刀流では不利ととっさに判断、ファースト剣の刃にセカンド剣をあてがう。
セカンド剣がパズルのようにファースト剣の刃に填めこまれ、一つの剣に合体した――クラウドの剣はこのようにして合計6本ある剣を一つに合体させることが出来る。こうすることによって、剣の重みと攻撃力を増すのだ。
一本になった剣を両手で持ち、走ってきたままの勢いでカダージュに斬りかかる。が、カダージュはそれを片手で持った刀で受け、細い腕からは想像も出来ないほどの腕力でクラウドを押し返した。
今度はカダージュの方から仕掛けてきた。手の上で刀を回転させながら、凄まじい俊敏さで斬撃を放ってくる。さらに刃が2枚あるせいで、目で追おうとすると視界が一瞬歪むのだった。
クラウドは最初にカダージュの一撃を防御した瞬間、彼もまた他の二人と同じかそれ以上の力を持っているのを知った。
カダージュはなおもクラウドを攻めたてる。クラウドはまたも防戦一方に陥り、じりじりと後ずさり始める。
「駄目だなぁ、兄さん」
両腕の感覚が麻痺し、2枚刃のトリックで視界が朦朧としはじめたころ、カダージュはクラウドをあざ笑った。と、いきなり顔を近づけ、クラウドの顔を睨みつけるようにして覗きこんできた。至近距離で目が合う。

瞬間、クラウドの左腕を、縦に裂いたような激痛が襲った。

「―――――――――――――!!!!!」
あまりの痛みに脳裏が真っ白に染まる絶叫を上げたが、声にならない。
その場に崩れ、地面をのたうち回る。朦朧とする意識の中で、後ろからヤズーとロッズが追いついてくるのを感じた。
カダージュが冷ややかにこちらを見下ろしている。何事か呟くと、2枚刃の刀を逆手に持ち、ゆっくりと歩み寄ってくる…

が、その時、白い木々の陰から深紅の影が現れ、クラウドを包み込んだ。

クラウドを包んだ影は一瞬、その場で渦を巻くように留まったが、すぐに飛び去ろうと形状を変えた。
ヤズーとロッズが銃撃するが、影の動きは素早く、かすりもしない。
カダージュが走り寄って追おうとする。が、もう遅かった。
影は木々の間をのらりくらりと飛び回ったかと思うと、忘らるる都の上空にその姿を消した
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