FF7AC Vincent Valentaine3


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 「…詳しいな」クラウドは声に出して問いただしてみたが、ヴィンセントは「神羅だ」と即答した。
 神羅?クラウドはその答えに首を傾げた。彼の過去と性格からして、自分から神羅の連中に接触したとは考えにくい。
 ヴィンセントはクラウドの訝しげな様子をめざとく察知した。
 「ツォンとイリーナ…死にかけの状態でここへ運ばれてきた」
 ツォンとイリーナ。レノやルードと同じタークスのメンバーだ。あいつらも未だにルーファウスの手駒なのか。ぼんやりと思うクラウドをよそに、ヴィンセントは淡々と話し続ける。
 「カダージュたちからずいぶんひどい拷問を受けていたようだ。助けてはやったが…ふん、どうだろうな」
 「拷問?」
 またオウム返しに聞くクラウド。
 「自業自得」
 ヴィンセントはこの問いにも即答したが、その抑揚のない口調には、僅かに嘲るような調子が混ざっていた。
 「やつら…ジェノバの肉片を手に入れたらしい」

 「…北の大空洞で、か」
 クラウドは昼にルーファウスと話したことを思い出しつつ呟いた。
 「知っていたのか?」
 ヴィンセントは少し意外そうな顔をしている。
 「ああ。本人から聞いた」
 あの時、ルーファウスは何も見つからなかったと話したが、真っ赤な嘘だったわけだ。
 なるほどな、とクラウドは思った。それなら彼らの行動の説明もつく。なぜ突然クラウドに連絡をよこし、仲間に引き入れようとしたのかも。なぜそんなことをするほど切羽詰っていたかも。そして…
 『カダージュが何か言ったのか?まあ気にするな…』
 「カダージュたちが探している母親というのは…」
 なぜ、カダージュたちの言う「母さん」の意味を笑って誤魔化したのかも。
 「十中八九、やつらが持っているというジェノバのことだろう」
 大空洞でジェノバを手に入れたばかりに、カダージュたちに追い回されているのだ。
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