三節 光を求めて5


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「ローザはいったいどうなってしまったんですか!」
セシルは慌てた様子で老人に問いただす。
「そ、それがじゃな……」
セシルのいきなりの問い詰めに老人は困った顔をした。
「セシル、そんなに慌てて問いつめると答えれるものも答えられないわよ」
リディアはつい二人の間に割って入ってしまった。
昨日はあれほどまでに必死に自分を守ってくれたセシルがこんなにも取り乱してしまうのはリディアにとって面白い事ではなかった。
「わかっているよリディア……けど!」
そう言ってセシルは近くの椅子に腰掛けた、その様子はひどく焦っているようだ。
「じつはな……」
老人は再び口を開いた。
「彼女は数日前にこの街の近くでたおれておってのう、その時には既に砂漠の高熱病にやられておってな可哀想だがこのままでは……」
「!」
セシルはその老人の言葉を聞くと驚愕した、そしてはやる気持ちを抑え彼に尋ねた。
「なんとかならないんですか!」
「あいては高熱病じゃ、なんとかならないかといろいろ手をつくしたのじゃが一向によくならん
砂漠にあると言われる光さえあればな……」
老人はため息をついた、その顔には諦めが感じ取られた。
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